NHK大河ドラマ『西郷どん』第8話で、
西郷どんの、「江戸に行きたい!」という夢の為に、
本当は西郷どんを大好きだけど、
突き放すように冷たく離縁を申し出た最初の妻、須賀に感動したと
昨日、ブログに書きました。
同時に、私の従兄夫婦のゴタゴタを思い出しました。
ちなみに、従兄の奥さんは、このエピソードの人です。
いとこ夫婦。二人とも同い年で現在44歳。30歳で結婚して子供はナシ。
(夫が私のいとこ。私の母方の家系)
基本、彼らはラブラブなのだけど、30代後半のある時、
ゴタゴタが勃発しました。
従兄の奥さんが、数年間…最低1年、長くて3年。
海外ボランティアとして、海外に住んで働きたいと言い出しました。
現地で英語を習いながら働いて、住む所と食事は保証されていて
ボランティアだけれども、僅かながらの賃金が出るというのです。
奥さんは、結婚してからずっと、派遣やパートで断続的に働いていた人で
ちょうど、派遣の契約が切れた時でした。
当時、30代後半。
年齢的に、40前に何か一つ、
大きな事を成し遂げたいという気持ちもあったのでしょう。
大きな事を成し遂げたいという気持ちもあったのでしょう。
気持ちはワカル。
私の従兄の返事は、
「行ってきていいよ。ただし、離婚届を書いてな。」でした。
う~ん。。。これは。
ほとんど、ダメって言ってるようなものじゃんね?
当然、奥さんは断念したのだけど。
数年経った今でも、
「私はダンナのせいで、夢を諦めた。」と言って、
対して従兄は、
「俺は反対してない。諦めたのはお前だ。
お前の夢は、その程度のものだったんだ。」
って、ケンカする時があるんだって。
う~ん。
彼らは子供がいないし、従兄は家事を奥さんに頼っていない。
自炊なんてむしろ得意で日頃からやっている。
だから、行かせてあげても良かったんじゃないかな?
と私は思うけれど、
でも女が一人で海外なんて、従兄は心配だったのかな?
ボランティアを要する国なんて、発展途上国なんだろうし。
奥さんも奥さんで、
1年~3年もの間、得体の知れない海外ボランティアなんて言わず、
“3ヶ月程度、ハワイの語学学校に行ってバカンスしたい。
費用は私のパート代から出す” って程度の
折衷案を出せば、従兄だって『離婚届』なんて言わなかったはず。
「お前はやりたい事をやるのに、何の痛みを負ってないんだよ。
“仕事辞めます。”でも夫がいるから経済的には困りません。
海外行って何かあった時は、夫が駆け付けます。
そんな甘ったれた気持ちで海外ボランティアなんてするな!
ただ、“ワタシ、海外ボランティアしてました~”って
格好つけたいだけなんだろ。」
と従兄は言ってたし。
『西郷どん』の須賀の立場が、従兄で。
西郷の立場が従兄の奥さんなのだけど。
西郷の立場が従兄の奥さんなのだけど。
西郷は、須賀の離縁の申し出を受け入れて、江戸に行った。
「いや、離縁はしたくない。
お前は薩摩で、俺の婆さんと幼い弟たちのお世話をしながら、
家の借金を返しておくれ。
そして俺は江戸に行く。」
とは西郷どんは言わなかったもんね。
そう考えると、従兄の言う事はもっともか。。。
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