GWが始まる前の、4月の事ですが、
母が、認知症で老人ホームに入居しているボケ父に面会してきました。
3月下旬に面会に行ったばかりなのですが、
その後、ボケ父は、インフルエンザで高熱を出して寝込んだのをきっかけに
体がふらつくようになり、車いす生活になったので、
その様子を見に行ったのです。
前回の面会もそうだったけれど、今回も、
母は面会に行く事は私に黙っていて、
帰ってきてから、メールで知らせるという。
まぁ、介護方針の違いがあったりし、
母なりに、私に色々気を使っているのだろう。
ボケ父が車イスになったというのは本当で、
インフルエンザが治ってから3週間ほど経過したというのに
以来、体がふらついて、
まっすぐ立ったり、歩いたりできなくなったそうだ。
まっすぐ立ったり、歩いたりできなくなったそうだ。
そして、車イスに座ったボケ父は、
しきりと「腰が痛い。」と言っており。。。
ボケ父は、生活費を家に入れたくないとゴネる事はあっても
どこかが痛いとか、体の不調を訴える事は決して無かった人なので
そんなボケ父が腰が痛いと言うのなら、本当にそうなのでしょう。
車イスへの座り方も、
健常者が普通にイスに腰かけているような座り方じゃなくて、
ちょっと ヨレッ と斜めになって、
やっぱり病人とか普通の人じゃない座り方だったそうな。
それから、認知症の方も明らかに進んでおり、
3週間ほど前は、普通に会話は成立できていたのに
今回ボケ父は、何回も同じ事を聞いてきて、話が進まないなど
会話にも少々支障がでてきたそうな。
始めに、娘である私の年齢を聞いてきて、
母が「もう40歳だよ。」と答えたのに
またすぐ、「ティー子、大学生になったんだっけ？」と。
そしてまた、「ティー子、大学入っただろ？」って。。。
この後も、何度も何度も繰り返し。
ボケ父の中で、私の年齢設定は 幼稚園 or 大学生 のどっちかで、
この日は、“大学生”の日だったらしい。
それからボケ父は、
私の大学入学祝に、新車を買ってくれるらしい。（笑）
私の大学入学祝に、新車を買ってくれるらしい。（笑）
そういえば、前回の面会時も、新車を買ったとか言ってたし。
ボケ父に新車ブームが来てるらしい。
このブログを読んで下さっている方はご存知のとおり
ボケる前からボケ父は、我々 家族を養うのが嫌で嫌で、
40年間、給料日の度に生活費を渡すのを渋り続けてきた。
そんな奴なので、私は今まで、ボケ父に車どころか、
誕生日や成人のお祝いだって何一つ買ってもらった事は無い。
せいぜい、ボケ父が自分で食べたくて買ってきたリンゴや菓子を、
夕食時に提供されたぐらいだ。
なのに、ボケた今では、ボケ父は自分の事を
“家族思いで気前の良い人物” であったと
まったくの正反対に記憶をすり替えてしまった。
腹立つ。
あともう一つ、母が気になった事は、
ボケ父が、差し入れの物を食べる時に
箸を持つボケ父の手が、プルプルと小刻みに震えていて
食べづらそうにしていたそうで。
ボケ父は、家にいた最後まで、自分で包丁でリンゴを剥いたり
手は器用だったので、
これもまた、老化が進んだ一つかと。
母が後で介護士さんに、
ボケ父は今も自分で食事はできているかと尋ねたところ
ボケ父は今も自分で食事はできているかと尋ねたところ
自分で全部完食しているそうな。
食膳には箸とスプーンの両方ついていて
箸を使うのが難しければ、スプーンを使えるようになっているらしいです。
それも出来なくなったら、介護士さんが食べさせるって。
介護士さんが食べさせるのはいいけど、
胃ろうはやめてよね。胃ろうだけはダメ！
それから、母がボケ父のオムツ事情を聞いたら、
夜間の寝ている時は寝小便をするので、トイレ不可。
昼間は、トイレに行きたくなったら
介護士さんに知らせる事はできるとの事。
でも、もう車イスになったので、
トイレまで赤ちゃんの歩く練習をするみたいに
トイレまで赤ちゃんの歩く練習をするみたいに
介護士さんに正面に立ってもらって、
両手を引かれてヨチヨチ歩きなのだそう。
そうか。。。 そこまで歩けなくなったのか。
早いな。
1年前までは電動自転車に乗って街を徘徊して
何時間も外を歩き回っていたし、
階段を一段抜かしで上がっていた。
階段を一段抜かしで上がっていた。
それ程、足腰は丈夫だったのに。
インフルエンザをきっかけに、
それも2日で熱は下がったというのに
それも2日で熱は下がったというのに
人間って脆いものですね。
もうすぐ、介護認定の更新なのだけど
トイレは自立じゃなくなって、歩行も車イスになってそんな感じじゃ
要介護１よりも上がってしまいますね。
コメント