昨日、ヤフーの記事で興味深いのを見つけました。
女優の吉行和子、87歳で現在も一人暮らし。
結婚歴はあるけれど、離婚後はずっと一人ですって。
「人と暮らすのが苦手」で
結婚中は、「家の中に人がいることに耐えられなくて」
「家族がいて楽しいって感覚がない」とすら言っています。
結構、私も似ているかも。。。
以下、ヤフーの1/15(日)、デイリー新潮の配信記事です。
部分的に抜粋
超高齢社会である日本で、もはや当たり前となっている「おひとりさま」という生き方。
人と暮らすのが苦手で、30代で離婚して以降ひとり暮らしを続ける女優の吉行和子。確かに私はひとりで生きていますけど、私の「ひとり」ってそんな大げさなものではないんですよ。
ここまで“偶然”や“仕方なく”が重なって、87歳になった今でもひとりで暮らしているだけで。
でも、思い返してみれば、それが必然だった気もするわね。私の「ひとり」が決定的となったのは28歳のとき。
人並みに結婚くらいしておかなくちゃと思っていたところ、
所属していた劇団に、たまたま私に結婚を申し込んでくださった人がいて。
でも……。ダメだった。家の中に人がいることに耐えられなくて、
毎晩、家に帰る前に喫茶店に立ち寄って珈琲を1杯。
よし、帰るぞって気合を入れ直さないと帰れなくなってしまったの。
相手には何の非もなくて、完全に私の性格が原因。「家族がいて楽しいって感覚がない」
よく、ひとりだと食事をするときに寂しくないですか? って聞かれるんですけれど、
こんな性格だし、私の場合、もともと周りに人がいなかったのも大きく影響しているんでしょう。父は私が4歳の頃に亡くなっていますし、美容師だった母は早朝から仕事にかかり切りで、
子どもに構っている暇なんてなかった。
そんなふうだから、家族で食事を取ったことなんて数えるくらいで、
私には家族がいて楽しいって感覚がないんです。家庭を持っている人は子どもが自立していったり、配偶者に先立たれてしまったりと、
楽しかったことがだんだんなくなっていくと寂しさを感じるんでしょうが、
それがないからひとりであることのダメージも全くない。
すごく、共感できる!!
吉行和子は結婚して、家に帰る前に「よし、帰るぞ!」と
喫茶店で一杯やって気合いを入れて帰っていたけれど、
私も全く同じでした!!
ボケ父が生きていて、在宅介護中だった頃は、
度々、会社帰りにカフェで一息ついてからじゃないと、家に帰れませんでした。
家族がいて楽しいって感覚も、私も子供の頃から、
ボケ父と母がカネの事や、
(うちは貧乏ではなかったし、ボケ父はちゃんと働いていたけれど、
ボケ父がどうしても生活費を家に入れたがらなかった)
ボケ父が大人としての常識を持ち合わせていなかった為に
いつも母と争いになって、私は冷や冷やしていたし、ボケ父に苛立ってもいた。
かなり幼い頃から、ボケ父に消えていなくなって欲しいと思うようになっていた。
ボケ父がいない方が楽しかった。
ボケ父のいない生活を手に入れるのに、40年かかったけどね。
私は一人っ子ですので、不仲で争ってばかりいる家庭というのを
子供の頃から一人で背負ってきましたので。
だから、仲の良い家族の生活というのはどんなものなのかな?とか
そういう幼少期を過ごしていたら、私は今違っていただろうな?
と思ったりもするけれど、
ボケ父のようなハズレを引くリスクの恐ろしさを知り尽くしているので、
一人が一番安心安全と今日に至る。
ただすごく、女の姉妹や姪っ子甥っ子という形での家族は欲しかったとは思うけれど。
それにしても、87歳で一人暮らしかー。
吉行和子の場合は、女優という職業柄、外にコネクションがあったり、
お金で安心を買っているのでしょうけれど、
「家の中に人がいることに耐えられない」と言っているぐらいなので
住み込みや通いのお手伝いさんは居なさそうですね。
完全に一人で暮らしているのでしょう。
記事には、一人で集積所にゴミを捨てに行くとも書いてありました。
自分でゴミを捨てに行けなくなったら生活を見直すって。
それに、87歳の今でも1日5,000歩 外で歩くのですって。
5,000歩、外で歩けたら御の字ではないでしょうか?
87歳で、現在進行形で一人で元気に楽しく暮らしている人がいるって、
我らおひとりさまにとっては、かなり希望が持てますよね。
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