【51歳で早期リタイア】リタイア後、最初にした事

 

このシリーズは カテゴリー
『ひとりで楽しく生きる女たち』へ入れております。

参考になさりたい方は、どうぞご覧ください。

 

51歳で早期リタイアしたCさんが、リタイアしてまず最初にした事は、
お母上を連れて3週間フランス周遊でした。
 
費用は全部Cさんが出したとの事で、
正社員の時の退職金は、全部これで吹っ飛んだとか!
元々Cさんは、いつか仕事を辞めて自由になった時、
お母上と一緒に長期の海外旅行をする事が夢だったそうで、
この為だけでも早期リタイアした甲斐があったと、素適な笑顔で話してくれました。

 

Cさんは、3年前に癌でお父上を亡くされています。
お父上が闘病中、看病の手伝いをする為に2年間、
都心から郊外の実家のマンションに戻り家族と一緒に暮らしていました。
(この期間に地元がほど近い私と知り合い、交流がありました。)

 

その経験があって、
親はいつまでも若くはないし元気でいないんだな。。。と実感するようになって、
父上は末期癌で入院中だったとはいえ、
久しぶりに母上と妹さんと再び一緒に暮らして、とても楽しかったのだそうです。
 
自分は独身な故、だからこそ家族を大切にしたいし、
母上がまだ元気なうちに一緒にいて色々な事をできたらと言っていました。
(その手始めが、フランス周遊で、次に実家での同居になるのですね。 )

 

それと父上が亡くなって、
自分らしく生きるって何だろう? 元気に動ける年齢っていつまで? 
自由になれる時間って60歳からでは遅いのでは?
と色々考えるようになって、働く為に生きているような生活に疑問を持って、
働き方をペースダウンする事を考えていたそう。

 

そこへ、前に書いた『逆マタハラ』を上司からされ、正社員を辞めることに繋がりました。




 

Cさんと話している間、度々力説していて、大いに私も賛同したのが
「私たちは、良くも悪くも独身。 
 結婚して、子供がいて、マイホームを新しく買った男の人と

 同じワーキング・ライフを送らなくても生きていけるはず!」

本当にそうだよね。
結婚して、子供がいる人ならば、
働きづくめの人生でも、パートナーと子供が残るし
だからこその責任もあって、何があっても働かなければならないのだけど。

良くも悪くも我々独身は、そういう人たちよりも
仕事をしなくても残りの人生逃げ切れる。。。?
という時期が早くやってくるはずなのです。

むしろ、配偶者も子供も、子供もいないから孫もいない我々独身は
早く自由になって仕事以外の人生を生きないと
それこそ、何だったんだろう?ってなっちゃうよね。 

「健全な勤め人は、定年退職60歳を目指して働くべし!」 
と一律にくくらなくていいのだけど、
世間がそれを許さないのはあると思いますね。

Cさんは、

「私は、ローンを組んで新しくマンションを買う代わりに、
 現金一括、2,000万円で自由な時間を買ったの!
 そう思えば、50歳代でまだローンが残っている事より、

 早期リタイアは、現金前払いで、定年までの時間を買ったんだから
 よっぽど安全じゃない?
 働くのを止めたけれど、それをそんなに不安な事だと思っていないよ。」

とも言っており、本当にそうだよね。

私は、まだ30代で、早期リタイアするには早いけれど、
50歳近くになった時に、安心して即、リタイアに入る為にも
今は我慢して働いて、節約して、早く、Cさんの域に達する資金を貯めなければ!

 

 

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