ちょっと間があいてしまいました。
51歳で早期リタイアした知人の独身女性Cさんの話、第5話です。
このシリーズは カテゴリー
『ひとりで楽しく生きる女たち』へ入れております。
参考になさりたい方は、どうぞご覧ください。
正社員の会社を辞めて、派遣社員の仕事を始めたものの
時給に納得がいかず、これでは働くのは割に合わないと思い
早期リタイアを考え始めます。
ここからはさすがにCさんも色々考えます。
Cさんにも、同世代の独身仲間がいて、
その何人かは既に、早期リタイア生活をスタートしていました。
そして彼女たちは、特別に稼ぎが良かった人たちでもなく
実家が大金持ちというワケでもなく、普通に、地道に働いていた一般職の人達だと。
普通に質素に暮していれば、
自分も早期リタイアにいけるんじゃないかと思ったそうです。
それから、ファイナンシャル・プランナーの勉強をしている友達にも相談。
そうしたら、
「家賃のかからない、ずっと住める家が既にあって。
今までずーっと厚生年金の職場で働いてきた人で
50歳で2千万以上持っていれば、早期リタイアやっていける。」
と言われたそうです。
(もちろん、Cさんのように独身で、他にローン・借金が無いのが前提です。)
Cさんは、今は都心の賃貸に住んでいますけれど
実家がローン返済済みのマンションで、
現在は、母上と、同じく独身で派遣社員の妹さんが二人暮らし。
そこに合流するとして。
短大卒業後からずっと、転職は結構したものの
ほとんど間隔をあけずに、派遣・契約社員・正社員等で働いて
厚生年金で納めていると。
そして、2千万以上のお金はある。全て、条件クリアです。
そっか~。う~む。。。
でも、ちょっと突っ込みどころ満載ですよね。。。?
私からしてみれば、
この『友達の』ファイナンシャル・プランナーてのが怪しい感じがしますけどね?
この『友達の』ファイナンシャル・プランナーてのが怪しい感じがしますけどね?
友達だから、相手に合わせて良い事しか言わないんジャマイカ?というか。。。
しかも、勉強中であって、 まだファイナンシャル・プランナーじゃないし。。。
しかも、勉強中であって、 まだファイナンシャル・プランナーじゃないし。。。
それに、2,000万円~OK、てのも少な過ぎる気がする。。。
本当に大丈夫なの?
Cさん(のFPの勉強してる友達)曰く、金融機関や雑誌の特集で、
一人5,000万円とも1億とも言われている老後資金は、
死ぬ前に「あれもしたい、これもしたい!」という望みを大体叶えられるだけの、
余暇をかなり充実させた設定になっていたり、
一人5,000万円とも1億とも言われている老後資金は、
死ぬ前に「あれもしたい、これもしたい!」という望みを大体叶えられるだけの、
余暇をかなり充実させた設定になっていたり、
だから足りないので自社の金融商品を提案して、投資・運用に導く為に
そういう高い設定になっている。
それから、やはり金銭感覚は人それぞれで分からないので、
FPに言われたとおりやったら全然足りなかった!と無責任にならないように
ある程度のアクシデントに対応できる安心代を含ませているのだと。
2,000万円というのは、最低この金額~という事で、
金銭感覚の固い節約志向人ならば、ちゃんと食べていける金額のはず。
これに、病気や何か突発的なアクシデントに対応する安心代の金額を
どれだけ上乗せするのかは、あなた次第。という事でした。
ふ~む。なるほど。。。
そうすると確かに、Cさんの友達のFPが言った条件の一つである
50歳までずーっと厚生年金を納めて働いていた を満たすならば
65歳からは、それなりの金額の年金が受給できるはずで。。。
50歳~65歳までの15年間を、2,000万円で生活するとしたら
一月当たりの生活費は¥111,000 という計算。
家賃はかからない、という条件もありましたから
確かに、非現実的な金額ではないかも。
そういえば、60歳で熟年離婚したF子ちゃんのお母さんも
離婚をしてもやっていける老後資金を相談して、
税理士が出したGoサインは、600万円でした。
これを、年金が出る65歳までの5年間の生活費だと考えると
一月当たり10万円。15年分に換算すると1,800万円。
CさんのFPが出した金額に近く、
あながち間違っていないのかもと思いました。
ただし、年金が65歳でもらえる前提となっており、年金はどうなるか分からないしね。
それから消費税の増税に、インフレも考えなければならない。
やはり、最低ラインが2,000万円~で、
アクシデントに対応するお金をどれだけ用意するのか、は
あなた次第、なのですね。
ここで、心配性な人は、やっぱり一生、定年まで働く確実な道を選ぶし
アクシデントに対応する上乗せ資金を、もっと、もっと、と思って
早期リタイアのライフプランは、選択しないんだろうな。
どこかで腹をくくって線引きをする人が、早期リタイアする人だ。
私は、そういう人になる!
早期リタイア資金、50歳で2,000万円~か。
私にも、夢のまた夢ではなく、チャンスあるかも!?
ちょっと、希望が持てたのでした。
まだまだ詳しく続く!
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