【51歳で早期リタイア】Cさんの不安要素

このシリーズは　カテゴリー

『ひとりで楽しく生きる女たち』へ入れております。

参考になさりたい方は、どうぞご覧ください。

Cさんが早期リタイアして、今のところ充実してうまくいっている様子を書きました。
そして、早期リタイアを希望する私は、Cさんから大いに勇気を貰いました。

しかし、やっぱり貧乏性の私は、Cさんの早期リタイア計画に、
ホントに長続きするのだろうか？　と、不安を感じずにはいられません。

というもの、このシリーズ当初から繰り返し、私のCさんから受ける印象を書いていますが
Cさんの、バブル世代特有の、大胆な金銭感覚と、楽観主義というか見込みの甘いところです。

Ｃさんと、Ｃさんが相談したＦＰ（の勉強をしている）友達は、

Ｃさんの条件ならば、厚生年金でずっと働いてきた、実家、50歳で2,000万円の資金があれば

早期リタイアが可能と踏んで実行に移しました。

Ｃさんがいう2,000万円というのは、最低ラインという意味で、月当たりの予算は約11万円です。

実際はＣさんは、2,000万円以上の資金を持っています。
（しかし私は、Cさんの金銭感覚から、2,000万以上は持っていても、
それ以上にプラス何千万もは持ってはいないと思っています。全く、節約志向の人じゃない。）

私も、よく世間や雑誌のマネー相談で言われている

早期リタイア資金に5,000万とか、1億とか、そこまでは必要無いと思っていますが

それでも、Ｃさんの早期リタイア生活が、この先うまく行くのか不安に思うことがあります。
それあまりにも、Cさんから、無職とは思えない優雅な生活をしているからです。

Ｃさんは、今のマンションの契約期限が来たら、家賃のかからない実家に戻るとしながらも

仕事を辞めた後、一年以上、家賃の高い都心のマンションを借りて住んでいます。

オシャレな人気の地区なので、諸経費込で10万以上はかかりそうだし、それが１年に渡ると。。。

大きな金額を使ってしまう事になります。随分、流暢だな～と。。。
ホントにお金足りるのか？

まぁ、今は最後の都会の生活を楽しんでいる時期だと言っていましたけどね。

実家に引き上げてからは、家賃が浮きますからね。

実は、ここも私は気になっていて。Ｃさんが実家に戻るのは良いのだけれど

実家には、お母上と、独身で派遣社員の妹さんがいて。

二人で長年やっていたところに、Ｃさんが戻ってうまくいくのかな？と。

他人事ながら、ちょっと心配です。

というのも、今も現役で派遣で働いている妹さんと、
リタイアして実家に戻って好きな事をしている姉のＣさんとの間に、
軋轢は生まれないのかな～？と。
妹さんは、ちょっと快く思わないと思いませんか？　

Ｃさんが家の中の事を、妹さんに代わっていっぱいやってあげればいいのかな？　
これからの話ですけれど。
でも生活費は、お母上と、妹さんと、Ｃさん　で分担して、
一人暮らしでリタイア生活するよりも経済的で良さそうです。

それから、海外旅行が大好きだったCさん。
海外旅行は、リタイア後すぐにお母上と行ったフランス３週間周遊で、しばらくは打ち止め。
おそらくこれが、50代最後か、人生最後かになるだろうと。
だから悔いの残らないように豪勢にしたって。
さすがにリタイアしても毎年海外に行くだけの予算は無いという事でした。

ヨーロッパ大好きなＣさんだったので、本当にもう旅行を止められるか聞いたら、

「う～ん。。。　どうしても行きたくなったら、またパートとかでちょっと働いてお金を稼げばいいかな？」って。

やっぱり前向きですね。さすがバブル世代。
もー、派遣の￥1,800の時給が安いと文句を言って即辞めた人がー。
50歳のパートの時給で働けるのか？　やっぱりちょっと甘いところがあるな～。

でも、仕事を辞めたら、前ほど旅行の熱が冷めてきたそうで、
仕事のストレスで現実逃避したくて旅行に行きたくなっていたんじゃないか？と
Ｃさんは自分を分析していました。

街歩きで、道をくまなく歩いて
意外なお店や場所を発見するので充分楽しいのだそうです。
なるほど。