ボケ父の面会は当分まだ先

5/1の、5連休の初日に、認知症のボケ父が入居している老人ホームから電話がありまして。
電話器のディスプレイに、老人ホームの名前が表示された時、
やっとボケ父の訃報が来たかと、一瞬心が踊りましたよ。
でもまぁ、それは期待外れで。

老人ホームのホーム長から、
去年からのコロナの感染防止対応で面会禁止が続いているので
そのご挨拶と、衣替えの衣類の送付のお願いでした。クソ!

老人ホームの今後の面会方針は、一時は、
1日当たりの面会人数を限定で、完全予約制で、
面会を再開しようかと検討していた矢先に、老人ホーム内でも感染者が発生し、
また、東京都も変異ウィルスが感染拡大してきているので、面会再開は一旦白紙に。
今後も当面の間、無期限で面会禁止の方針が続くという連絡でした。

まぁ、私は老人ホーム代を工面する以外の、余計な労力や経費はかけたくないので
面会禁止が続くのならば、それは大歓迎です。
老人ホームが面会禁止になってから、あと少しで1年半経つので、
もうそれだけ、ボケ父の姿を見ていない事になります。
(面会担当の母が。私は連帯債務者、お金担当。)

母も私も、これだけ面会しておらず、まだしばらくこの先も面会禁止となると、
ボケ父は、我々の姿を見ても、分からないのではないかな?と思います。
ボケ父の覚えている我々と、現在の我々とが一致しないのではないかと。
それはそれで、願ったり叶ったり。
どんどん進行して、どんどん寿命の時計の針を進めてもらいたいです。

あとは、ホーム長さんから、ボケ父の最近の様子の報告でしたが、
「元気ですよ」とは言いつつ、
車イスで座っている時に姿勢を維持できなく、すぐに上半身が前のめりになるそうな。
だから、車イスに長く座っていられるように練習をしているとの事。

という事は裏を返せば、座っていられないので、
基本はベッドで横になっている時間がほとんどという事?
それって衰えが進んでいるという事なのか?

ボケ父のXdayに向けて、少しでも明るい話題は無いかと
ホーム長さんへ詳しく聞きたい気もありましたが、
なんせホーム長さんは早口で忙しそうで、
他の入居者さんの家族にも電話しないといけないのでしょうから
特に何も聞きませんでした。

衰えが進んでいようと、進んでいなかろうと、
私には、Xdayが少しでも早く来るように祈るしか、何もできないのだから。

あーぁ。私の負債。もうボケ父の連帯債務者イヤダ。

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