主治医から入院中のボケ父について教えてもらった事

認知症で医療保護入院し、3ヶ月経ったボケ父。
先日、3ヶ月にして初めて、主治医との面談を果たす事ができ、
主治医と、現場の看護師から、入院してからの父の様子について話を聞きました。

以下、ボケ父について教えてもらった事は。。。 (赤字は私のコメントです。)

 

・自分が認知症の自覚はある。

 (ほとんどの認知症の人は、口に出さなくても自覚はあるそうです。)

・『自分は家族に悪い事をして、だからここに閉じ込められた』と言っていた。
 (間違ってはいない。迷惑かけた自覚はあるのね。)

・入院当初は、認知症を治そうと積極的な姿勢がみられた。
 (もう遅いですけどね。認知症まっしぐらな生活をしていたくせに。
  人の忠告を素直に聞いていれば良かったのにね、うるせー!って怒鳴ってさ。)

・『自分は大事な事を忘れてしまうから』と言って、
 メモとペンを持って歩き回っているが、別に何も書いてない。
 そのメモとペンもどっかに置き忘れてくる。

 (そりゃそうだ。入院生活でメモするような事、何もないもん。)

・入院当初は金銭の執着心が強く、家に電話をかけたがっていたが、
 今はそういった事は無い。

 (この事件ですね⇒離れても尚、母と私を苦しめる父

・帰宅願望が強かった。今でも口にしないがあるかも知れない。
 (それは困る。もう二度と家には帰れませんから。早く家の事も忘れて欲しい。)

・時々、脱走しようと出口を探している時がある。

 (家に帰ろうをしているのか、外に徘徊したいのか。徘徊癖はまだあるんじゃ?)

・夜間、かなりの頻尿

 (昔からそうでした。。。)




 

・レクリエーションプログラムに積極的に参加している。
・食事は自分で残さず上手に食べる。

 (くっそ~、元気なのか。)

・ホールのテレビを見て感想を言うのが好き。そういう仲間もできている。

 (へ~意外。。。家ではテレビは自室でいつも見てたけど、
   感想とかは言ってこなかった。)

・新しい人の顔は一度で覚えられないが、数回会えば覚えられる。
 (そっか。。。まだ我々の事は覚えていそうですね。早く忘れてケロ。)
・時々、おかしな事(妄言)を言う。
 この間は、『ここは連休がないので、連休が取れるようにして欲しいんです!』
 何度も言ってきた。 
 (毎日が休みのようなくせに。現役時代の労働組合を思い出したか?)

・短期記憶が入院してからも衰えているので、
 ご家族は認知症の症状が進んだと感じると思う。

・はっきり言って、日常生活の自立は無理。在宅介護は難しいだろう。
 (うん、そうだと思う。)




まぁ、大体は、「こうなっているだろうなー」と予測はついていましたが
実際に、今の父の生活ぶりを見ている人達から、父の様子を聞けて
母と私も、納得がいきましたね。

それから、父の認知症の症状が、数年前から始まっていたものの
今年の正月明けから加速し、更に3月から加速し、
そしてその勢いは、小康状態を保つどころか、
入院してからも止まっていないといった印象です。

認知症は着実に進んでいるようですね。
5月に入院せずに、あのまま家に居たら、母と私はどうなっていたのだろう?
と思うと、ぞっとします。

きっと、母は衰弱して倒れて入院、
私は当時、実際に冗談抜きで発狂をして、精神に異常をきたしていたので、
今頃は通報され精神病院送りになって、家族全員が入院生活になっていたと思います。

本当に、父を入院させてくれて、母と私を救ってくれた
クリニックのイケメン先生には感謝です。⇒認知症診断で、緊急入院へ 
ちなみに、父が入院してからは、私の発狂も治まりました。

次は、父の脳のCT画像診断について、です。

 

 

 

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