ボケ父が医療保護入院した後の、母と私の2人暮らし(仮)

認知症の父が医療保護入院となって、認知症病棟へ入院しているので、
夢に見た母と私の2人だけの生活が始まって1ヶ月半ほど。
まだ父は生きているし、今後どうなるのか分からないので仮の2人暮らしですけど。

 

第一の感想は、男の年寄りが一人居ないだけで、
こんなにも家の中が清潔に快適に保てるものなのか!と言う事ですね。

 

トイレに、何の躊躇もなく入っていって、便座に腰掛けられる幸せといったら!
今までは、父が必ず床や便座に小便を引っかけていたので、
トイレの度にそれを掃除してからじゃないと入れませんでしたから。

 

それから前の記事にも書いたけれど⇒ボケ父の部屋から、おぞましいものが見つかった

家中に漂っていた父の悪臭・体臭が消えました。

今までは、部屋の消臭剤に加えて、
母と私、それぞれの部屋でお香を焚いて父の臭いを誤魔化していたのが、
今は全然お香を焚く必要が無くなりました。
4月に京都に行った時に、⇒憎しみと悲しみの京都

大量のお香を仕入れてきたのに、在庫がダブついています。(苦笑)




あとは、これもまた汚い話なのだけど、
トイレや、風呂場や、脱衣所に、掃除をしてもしても父の陰毛が
いっぱい落ちていたのが一切なくなって。

小便だの陰毛だの、汚い物が無くなったので、掃除するのが苦痛じゃなくなりました。
前は汚いから仕方なく掃除していたのが、
今は綺麗なので、綺麗を保つ為に積極的に掃除するように気持ちが変わりましたね。

 

それから、夜に家中に大音量で鳴り響いていた父のイビキ。
父の部屋の戸を閉めて、こっちの部屋を閉めていても、
重低音の不快なイビキ音が聞こえてイライラして、
私は若い頃から耳栓ナシでは眠る事ができませんでした。

時には耳栓をしていてもイビキ音が消えない事もありました。
これまた何度もブログで書いている、日曜の夜になるサザエさん症候群の不眠は、
会社のパワハラの他に、父のイビキ音もかなりストレスとなって影響していたらしく、
父が入院してからは、耳栓ナシで眠る事ができ、
日曜の夜も、耳栓ナシの睡眠薬ナシで眠れています! 
なんと嬉しい事か!




 

毎朝の徘徊出勤に悩まされる事は無いし、
生活費を出したくないと暴力をふるわれそうになる事は無いし、
暴れないように腫物にさわるように扱う事も、
とにかく母と私を苦しめていた存在が目の前から消えたのです!

父がどんなに我々のストレスとなって健康を害されていたのかがよく分かりました。

 

父が居なくなって良い事ばかりです。
入院費だの手続きだの、金と手間がかかる事以外は、ね。

だから、この平和な母と私の2人きりの生活を、何が何でも手放してなるものか!
もう、あの日々には絶対に戻れません。

 

 

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コメント

  1. さーちん より:

    こんにちは。
    私はティー子さんより多分・・5個ぐらい上だと思います。
    (ちなみに独身女ですww)
    お義父さんの件、本当に良かったと思います。
    おぞましいものが出てきたのは、私もドン引きでしたが^^;
    あと、過去のブログの尿便の件ですが、私も多分ティー子さんと同じ反応をしたと思います。
    というより、私の住んでいるところは、ほぼ戸建てばかりだけど、そんな人の話聞いたことがない・・。

    私は伯母の母・・私にとっては祖母ですが。
    ティー子さんのお父さんと同じような感じで入院しました。
    (とはいえ、ブログを見てると、ティー子さんのお父さんの方が結構大変ぽいです。男性の痴ほうですから、余計・・)
    伯母が介護疲れで共倒れ寸前になってたので。
    やっぱり、一つの病院に入れるのはだいたい3ヶ月~半年ぐらいですが、4つの病院を転院しながらなんだかんだで10年近く入院してました。
    ケースワーカーさんが色々調べてくれて、提案してくれたそうです。
    最後の数年・・90歳過ぎてからはまあ、痴ほう以外にも病気が見つかったので、そちらの病気を理由に同じ病院にいましたが。
    痴ほうだけだと、同じ病院にずっといるのはなんか法律だかわけのわからないのがあって、難しいそうです。
    今はこういう方が多いので、多分いろんな抜け道?みたいのがあると思うので、大丈夫だと思いますよ。
    平穏な暮らしが戻られて良かったと思います。
    無理せずに。

  2. ティー子 より:

    さーちん様

    独身で40代、私と同じですね! 同志からコメント頂けて嬉しです。

    伯母様とおばあ様の件。やっぱり3ヶ月前後しか病院に置いてくれないんですね。。。 10年近くの入院生活って、費用の面も大変そうです。。。
    うちの病院は、聞いても今のところはっきり答えてくれないのですが、3ヶ月超えたらいつ肩を叩かれるか分かりませんね。覚悟しておこうと思います。

  3. みみ より:

    こんにちは
    うちの場合、父エリアはきちんと整理されていて様々な書類は私にわかるようおいてありました。
    母エリアは、、、ゴミ袋に片方だけの靴下や上下ばらばらのパジャマ、使用済みの様々な汚いもの、ティッシュに包まれた何か、、、その何かは開けてみたら抜けた歯!おぞましいものをおぞましいと思わなくなる認知症。。。そして、またまたティッシュに包まれた何かが、、、また歯ですか、と思ったら真珠の指輪。貴金属好きな人だったのに。
    施設に入所できるくらい落ち着かなければ病院は簡単には患者を追い出せませんよ。「探している」という姿勢も大切。老健に入れるといいのですが。
    今日の午後、母の特養から電話があり、転倒して頭を打ちCT撮ってくれる病院へ連れて行くと。今のところ脳内に出血はなくたんこぶだけで済んだようです。転倒して頭を打つのは3回目かな。意外と丈夫です。死にません。体重が軽くなっているのでダメージが少ないようです。転倒したこともすぐ忘れてしまうでしょう。
    急に暑くなりましたがティー子さんのお体はいかがですか?お仕事もなさっているしお父様のこともあるし無理をせざるを得ない状態ではあるでしょうが、休めるときは休んでくださいね。

  4. ティー子 より:

    みみ様
    いつも有益な情報と、温かいお言葉ありがとうございます。
    私は金曜は有休を取って3連休にしていたので、ゆっくり休めました。

    うちのボケ父は、認知症の症状は、みみ様のお母上よりかは大分、軽い状態で病院に入ったようですね。
    数年前から認知症の症状は出ていましたけれど、いよいよ大変になってきたのは、今年の年明けぐらい、介護で苦しんだのは5ヶ月程度です。でも、うちのボケ父は、ボケる前からとにかく不潔な人で、大変でした。

    お母上、転倒でCTですか。。。またお金かかりますね。。。 
    転倒しても、速攻病院→CTじゃなくて、意識があって異常が無ければ、しばらく様子を見てくれたらいいのに、と思います。

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