認知症で老人ホームに入居していたボケ父が、
輸血の同意を求められる程の、大量下血で救急搬送されてから約2週間。
参照記事⇒怒涛の週末。ボケ父、老人ホームから救急搬送
コロナ対応で病院への訪問は一切禁止になっていますので、
搬送された初日の、老人ホームと搬送先の病院からの電話連絡以来、
ボケ父は入院したきり何の連絡もありませんでしたが、
週末、やっと病院から連絡がありました。
ボケ父の搬送先病院の、病棟の看護師ではなく、
相談センターの相談員と名乗る人からの電話でした。
相談センターの人によると、ボケ父は大量下血⇒出血性ショックからの輸血後、
容態は安定してきているそうで、一般病棟から地域包括ケア病棟へ移ったという連絡でした。
くそ! やっぱり輸血したんかい! 輸血、高いんだろうな。
輸血、いくらするんだろ?
そして、この後の相談センターの人の言葉に、私はゾクゾクしちゃうのですが、
なんと!
「ボケ父さん、今は一応下血は止まっていますが、口からの栄養摂取ができないのですよ。
それで先日、院長がお電話で確認を取りましたが、
ご家族様は、『検査の希望ナシ』『延命拒否』との事で。
ボケ父さんの今後の治療方針は、もう口からの栄養摂取ができませんので、
このまま何もしないで看取りの態勢へいくか、
延命拒否だけれども、点滴だけはしていくのか、どうしますか?」
えぇ!? 看取り!? 今、看取りって言った!?
ボケ父の看取りに入るのね!?
私、相談センターの相談員さんのお言葉に大興奮!
目がギラギラして、全身にアドレナリンが駆け巡るのを感じましたよ!!
そりゃもちろん、私、
「何もしないで、看取り!
看取りでお願いします!!!」
と伝えましたよ。
「そうですか。ご家族様は、点滴はしないで看取りをご希望ですね。
ではその意向を担当医の院長へお伝えしますので、院長と相談なさって下さい。
それで、院長からボケ父さんの現在の病状説明もご家族様に行いますので、
週明けに電話説明の予約を取って頂きたいです。」
という事になりまして、
週明けに主治医の院長から私へ、電話がかかってくる事になりました。
あ~、嬉しい!
ボケ父、看取りだって! ついにこの日が来たか~!
私、てっきりボケ父の入院は、長引くと思っていたので
ここで看取りになるとは、想定外ですよ!!!
相談センターの人の話では、ボケ父は今、末梢点滴という
水分と塩分補給の点滴をしているのだそうです。
この末梢点滴というのは、栄養はほとんど入っていないらしいので。
ここから先は、私がネットで調べたのですけれど、
末梢点滴だけ続けていても、長くて数ヶ月。
ただし、患者さんの消耗は激しいらしいです。
そうだよね、水分だけで栄養は入っていないから、
生きれば生きる程、体が痩せこけて消耗していって、苦しいらしいです。
そんでもって、点滴をやめて看取りに入ると、それは自然な死となり、1週間前後。
点滴で無理に生き延ばさないので、眠るように安らかに逝くのだそう。
患者さんの苦痛は短く少ないのだとか。
でもホントに、当人の苦痛を考えると、無理矢理行き延ばすより、
自然な看取りの方が、苦痛が少なくて良いのですよ。
そっか~。ボケ父、あと1週間か!
私、どんなにこの日を待っていた事か!
1週間前後といったら、私、
一番のメインの仕事があって、絶対に休めない時だけれども、
それでもいい。ボケ父の葬式と、仕事、絶対に両立する!
ボケ父の葬式について、ネットで葬儀会社の選定も始めます!
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