私がインスタでフォローしている、素敵なアラフォー女優さん。
まぁ、板谷由夏だけど。
彼女が、「ヘアドネーションしました。私の髪が人の役に立つならば」と
数年伸ばしていた髪の毛を切っているところの動画が、インスタにアップされていたのですが。。。
そのインスタの動画を見て、ん?ちょっと待てよ? と私は少しモヤモヤしたのです。
実は、私も去年からのコロナ禍に乗じて、美容室に行くのを怠って、
そのついでに髪を伸ばして、髪の毛の寄付=ヘアドネーションをしてみようと
現在進行形で伸ばしているところなのです。
参照記事⇒ヘアドネーション、挫折しそう。。。
(まだ挫折していないよ!)
髪の毛の寄付というのは、医療用のウィッグを作る為に、そういう団体に贈るのですが
医療用のウィッグというのは、強度の為に髪の毛を半分に折り返して縫い付ける為に
十分な長さが必要で、どの団体も、最低31cm~なのです。
31cmの髪の毛を贈っても、半分に折り返してかつらを作るので、
15cmのショートカットのかつらになります。
なので、31cmより短い髪の毛ですと、かつらにできないという事なのです。
31cmの長さというと、自分に残す髪の毛の長さも考慮しないといけないので、
なかなかのハードルの高さになります。
切るまで全体の長さは相当なものになりますし、伸ばす時間もかかります。
私もまだその途中です。
しかしですね、その女優さんが、「ヘアドネーションします!髪の毛切りました!」
と髪の毛を切ってもらっている最中を撮影している動画は、
明らかに、切った髪の毛が31cmに達していないのですよ。
25cmぐらいかな? 明らかに31cmは無いのです。
その髪の毛、寄付してもウィッグには使えないんじゃないかな?
どうせやるなら、ちゃんと長さが基準を満たすように切れば良かったのに。
確かに、一部の団体では、31cmに満たなくても、
フルウィッグではなく、髪付き帽子(帽子一体型ウィッグ)用として
15cm~の短い髪の毛も受け付けている所はあります。
だけれど、その女優さんが寄付したであろう、リンクを貼ってある団体は、
髪の毛は31cm~です。
15cm~髪付き帽子用として受付けている団体とは違います。
女優さんは、せっかくその髪の毛を贈っても、
長さは満たないし、短い髪の毛を受け付けている団体とも違うので
ウィッグには髪の毛を使ってもらえないのではないでしょうか?
影響力のある有名女優さんだから、「髪の毛の寄付というのがある」
という認知度向上が第一であって、長さは二の次で良いのかな~とか。
まぁ、意識高い系の女優さんだから、
贈るのは髪の毛だけでなく、寄付金も贈る事でしょうし
贈られた髪の毛が短かくたって、団体にとっては嬉しい事でしょう。
しかしね~。
あの動画で間違った認識が拡散されて、
短い髪の毛を寄付する一般人が増えたりしたら、団体も困らないのかしら?
短い髪の毛を一般人が贈っても、その髪の毛はウィッグになりませんよ。
美人女優さんだからお受けしたのですよ。と団体は、はっきり言ってくれ。
でないと勘違い一般人が増えるぞ!
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