心臓の手術から6年でした

今日は、私がボケ父からのストレスで心臓をやられ、手術をしてから6年目でした。

そうだね、心臓の手術をしたのは、ボケ父が在宅の最後の年。施設介護に移る1年前。
ボケ父が老人ホームに入っていた期間は4年。
ボケ父が死去して1年なので、
合計すると6年。

だから心臓の手術は6年前という事なのです。

この心臓の手術は、私は結婚しない、子供もいない、兄弟姉妹もいない、甥っ子姪っ子もいない
母が亡くなれば天涯孤独、正真正銘のおひとり様である事を強く意識して、
なるべく自分一人で入院・手術を完結させようとしたものでした。

手術までの通院は内緒で一人で行い、
手術日と入院する日を病院とで決めてきてから、母に伝えました。

入院当日も一人で荷物を持って行き、

手術の立会いは、病院側から「立ち会われても何もする事がないので、終わってから来て下さい。」
と言われたので、母は手術の立会いはしませんでした。

母が病院に来たのは、
手術前日の、医師からの手術内容の家族向け説明。
これは、病院側からは「あなたの家族が希望するなら説明をしてあげますよ。」
というスタンスでしたので、おひとり様ならば省けますね。

それから、母が手術が終わってから、病室に来て昼食を食べる手伝いをしてもらいました。
術後は絶対安静の時間が数時間あり、頭を少しでも持ち上げるのが許されなかったので
その為に食事の介助をしてもらいました。

これも、食事を運んできた看護師さんが母を見つけ
「あら、お母様が来ていらしてるのなら、食事食べさせてもらえますか?」と
本来だったら看護師さんにやってもらえそうでしたので、
ここもおひとり様でもクリアできそうです。

退院にも母が来ましたが、これは来なくていいのに、無理矢理母がおしかけてきたので。。。
退院時には、体力は回復しており、傷の痛みなども全然ありませんでしたから。

ただ、天涯孤独のおひとりさまでは対応できない、どうしても人の手が必要だったのは、
入院の身元引受人。

私が入院した病院は、2人の身元引受人が必要で、
1人は同居家族でも良いのだけれど、もう1人が、
「別世帯の収入のある人」というのを指定されており
なかなかハードル高いですよね。
「別世帯の収入のある人」というのは多分、入院費を取りっぱぐれない為ですよね。

これは、従兄にやってもらいましたけれども、
従兄だって、私より年上ですし、定年退職をしてしまえば「収入のある人」にはならないので
老後、年を取ってからの入院手術はどうしたものかと、考えさせられました。

でも一方で、ボケ父が晩年入院し、死去した病院では、
身元引受人は、やはり2人必要でしたけれども、2人目は別世帯とか、収入のある人 とか
指定はありませんでしたので
同居人の母と私で完結できましたけれど。

病院によってでしょうね。

大病院の病棟看護師をやっている友人に、
身元引受人を用意できない場合はどうすればいいのか聞いたところ

やはり、身元引受人を用意できない人は、多いとは言わないが、決して珍しくはなく、
大きい病院ならば、そういうのも含めた相談センターというのが病院内にあるのだそうです。
そこで相談で、手術内容によっては、身元引受人が免除される場合もあるそうで
少しは安心しましたけれど。

まぁ、心臓の手術から6年経ったのか、と色々感慨深いです。
決して、あっという間の6年ではありませんでした。

私にとって、ボケ父がボケてからの年月は、とても時間が進むの遅く、
苦行のような毎日でしたから
少なくとも老人ホームにいて、老人ホームの費用を払っていた4年の歳月は、
とても苦しく長い時間でした。

ボケ父はいなくなったけれど、6年。。。
母もそれだけ歳取った。私も歳取った。
健康には気を付けなければなりませんね。

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