ボケ父の、オムツの不思議

認知症で老人ホームに入居しているボケ父が
インフルエンザにかかって高熱を出したのをきっかけに

熱が下がってインフルエンザが治っても、
ふらついて歩く事が難しくなった為
以後、車イスを常用する事になりました。

 

これと一緒に、老人ホームのホーム長から報告があったのが、
ボケ父の失禁の事です。

 

ボケ父は、夜は朝まで熟睡しているのですが
その間に失禁、つまり寝小便を度々しているそうです。
大人の寝小便だから、尿の量がすごい多くて、
オムツをしていても吸いきれず漏れてしまうのだそう。

 

そして、寝小便をしてもそれを起床時に介護士さんへ申告せず
一人で着替えて、着替えも濡れた布団の中に隠して知らんぷりしているという。
で、ベッドメイクの際に見つかって、交換に大変だとか。
(申し訳ありません。。。)

 

それで、こういう事が頻繁にあるので、

ボケ父を『本格的にオムツ着用にします』というホーム長の報告でした。




 

はて?
ボケ父って、今までもオムツだったはずだけど? 
「本格的」ってナニ?

 

ボケ父が去年の5月に、精神病院の認知症病棟に医療保護入院した時は
最初のうちはトイレは自立していたのですけれど、
老人ホームへ移送する少し前である
9月~10月にかけて、病院からオムツ代が請求されるようになりました。
これがもの凄く高い!(><)

 

この事に関して、病院から特に説明は無かったので、
母と私としては、「あぁ、いよいよトイレができなくなったんだなぁ」と
察していたのだけど。

 

その後、老人ホームに移った時、病院から老人ホームへの引継書には、
ボケ父は「トイレは自立」とあったそうです。

 

それで、老人ホーム側も最初はそのつもりでいたのだけど

ボケ父がトイレに失敗する事が多くなり、且つ

濡れたパンツを乾いた服の中に隠して置いておくので
(この隠す習性は昔から変わらないらしい。)
「ボケ父さんをオムツにします。」と
老人ホームに入って間もなく報告があったのです。

 

しかし、それから今日まで半年あまり。。
オムツ宣言があったにもかかわらず、
老人ホームからオムツ代を請求された事は一度もありません。

 

あれ~? とは思ったけれど、
下手につついてオムツ代を加算されるようになったらイヤなので
ずっと問い合わせはせずに黙っていました。(^^;)

 

だけどこの度、『本格的にオムツ』の宣言があって。

今までは、本格的じゃなかったから、
オムツ代が請求されていなかったんだろうか?

本格的になったら、オムツ代かかるようになるんだろうか!?

 

そもそも、本格的と、そうでないのと、違いって何ー!?

やっぱり尿の吸収量の違いなのだろうか?




それから、
「オムツカバーを洗い替え含めて3枚、老人ホームで用意します」と

ホーム長に言われました。

1枚、¥3,800×3枚で、¥11,400 ひ~、高い!

 

本格的にオムツになると、オムツカバーが必要になるのか?
オムツカバーすると、尿の横漏れとかしにくくなるんですかね?

 

は~、こうやて、またオムツ代に怯える日々が始まるのか?
車イスになったから、介護度も上がるだろうし。

 

介護費用は一度始まると、高くなる一方で、安くなる事はありませんね。

 

なんかもう、歩く時にふらついても、車イス乗せないで、
好きに徘徊させて、“蒲田行進曲” にしてくれたらいいのに。
(大階段落ちであの世行き)

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