ボケ父の無駄なネバー・ギブアップ精神

認知症で老人ホームに入居しているボケ父(76)。

毎日、家に電話をかけてきます。

ボケ父からの電話に関しては、母と私は思うところがあって、
電話に出るのは月2回程度にしています。
毎度毎度、電話に出ていたら、テレフォンカード代もバカにならないし。

 

私は普段、会社に行っているので、
ボケ父から毎日電話がかかってくるのは、母からの報告では聞いていましたが
実感としては伴っていなく。

先週1週間、熱を出して会社を休んで家で寝込んでいたところ、
ホントにボケ父から毎日電話があるんですよね。(怒)

 

朝の9時を回ると、老人ホームの公衆電話から着信があります。
ひどい時には午後にもまた。1日2回も。




自動留守電応答にはしていないので、
(留守電に切り替わった時に電話料が発生するから)
ボケ父が電話を切らない限り、着信音はコールし続けるのだけど、
20回も、30回も、延々とコールし続ける。いい加減、諦めろよ!

 

ただでさえ私は熱を出して寝込んでいるのに、
気違い染みた電話のコールでげんなりして、
こっちの頭がおかしくなりそう。

母は毎日一人で、この着信音を聞いているのだと、
母の精神状態が心配になりました。

母はボケ父のせいで介護鬱なってしまい、以前より量は減ったものの、
今でも抗うつ剤を飲んでいますから。




 

元々ボケ父は、老人ホームに入居する前の医療保護入院では電話禁止だったので、
5ヶ月間電話をかけてこなかったし、
老人ホームに入居したての頃は、1週間に1回だったのが、
次第に3回、4回に増え、今では毎日、朝昼2回!

認知症で短期記憶ができなくなって新しい事は出来なくなっているのに、
電話を毎日かけるというのがボケ父の習慣として新しく根付いてしまったみたいです。

 

前述したとおり、こっちが電話に出るのは月に2回ぐらい。
ほとんどの電話は無視しているのに、
ボケ父はよくも飽きずに毎日電話をかけてくるな、と。

ボケてるから
「こんなに電話に出ないってことは、避けられてるのかな?」とか
「迷惑がられているのかな?じゃ、電話するのはもう止めよう。」
という考えには及ばないみたいです。

何でも、自分本位。人の立場でものを考えられない。
それはボケる前から。

電話をかけたいからかけるし、
応答してもらえるまでコールをし続けるつもりみたいです。

 

この悪しき習慣に応じてなるものか。
あいつが諦めるまで、こっちだって電話に出ないわよ。

 

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