母が半年ぶりに、ボケ父の面会に行ってきた

母がクリスマス前に、認知症で老人ホームに入居しているボケ父の面会に行ってきました。

母は以前は月1のペースでボケ父の面会に行っていたのですけれど、
母が夏風邪をこじらせたりしてずっと体調が悪く、行けなくなってしまい、
6月下旬以来の、半年ぶりの面会になります。

母、頑張ったな~。年内はもう行かないと私は思ってましたよ。

で、母の話によりますと。

(ちなみに、母からボケ父の話を聞きだすのは大変!
 家を出るところから、老人ホームまでの(遠い)電車の混み具合とか、
 どんな人が電車に乗っていたとか、乗り継ぎの話とか、
 いちいち全部話すので、ボケ父の話にたどりつくまで時間がかかる。。。)

ボケ父は、残念ながら相変わらず元気だったと。

在宅から医療保護入院を経て、老人ホームへ移った最初の1年で、
トイレ不可の完全オムツ。母を殴ろうと走って飛びかかっていたのが車イス。
要介護2⇒要介護4 といった具合に、あれよあれよという間に進行して
Xデーは近いのかな? と期待していたのですが、

この1年は、小さな衰えはあったものの、進行は足踏み状態ですね。
半年前の、前回の面会の時と状態はほぼ変わらなく、まだ先は長そうだと。。。

これは以前からでしたが、ボケ父は自分からは言葉を話さず、
母がしつこく質問すると、短く返事をするといった具合。

しかし今回 ボケ父は、自分でも試されているという自覚はあるのか?
母の「年齢は?」の問いに、「教えない。」と。
自分の年齢が分かっていないとか、間違うのを悟られないように
そうやって答えを濁す知恵をボケ父が働かせたことに、母は驚いたそうです。

それに、ホーム長さんがボケ父に、「この方、誰?私に教えて?」と言ったら
「女房です。」と答えたそうで、6ヶ月ぶりの面会でしたが、
ボケ父はまだ母の事を覚えており、母が、「ありゃ完全に、ボケ止まっているね。」と。

ボケ止まる(ボケどまる)というのは、母の造語で、
ある程度ボケたところで、それ以上ボケが進みそうで進まない、
足踏み状態の事だそうです。(^^;)

母が持っていった差し入れの、柿やリンゴを、
バリバリ噛んで飲み込んで、嚥下機能は全く問題なし。

「全然、衰えてなかった。むしろ前より元気になっているよ。」

母の報告に、気が遠くなるのでした。
まだまだ続く、介護地獄。絶対に、母と私に楽をさせてくれないのです。
家の資金、みんな喰い潰す気だわ。

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認知症の介護地獄
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