認知症の父、要介護認定調査がありました

先月の事ですが、ボケ父の要介護認定調査がありました。
父は認知症病棟に医療保護入院しているので、
調査日については、調査員と病院とで日時が決められ、
それを我々は電話で通知されました。

 

なので、調査員は自分で父の病院に行くから、
家族は特に立ち会わなくてもいいと言われたけれど、
是非とも父のボケ具合を直接、調査員殿にお伝えしたいので、
母と私、病院へ行ってきました。

父は、頭はすごくボケて徘徊や問題行為を起こすけれど、
入院中はよそ行きモードで大人しくなって、一見まともに見えるだろうし、

(女である母と私の事は、バカにして言う事を聞かないが、
 相手が自分より強そうな男だと大人しくなる。入院している認知症病棟は、
 マッチョな男性看護師が多い)

 

首から下は全く元気で不自由は無いので、普通に調査員と面談しても、
実態に則さない、軽い判定しか出ないと思ったからです。

 

まぁ、父と顔を合わすのは気が進まないけどね。
今までされた事を思い出すと顔も見たくもないし、
父には入院中の離れている間に、早く家や私達の事を忘れて、
今までの生活の事も何もかも全部忘れて欲しいので、会いたくはなかったけれど、
認定調査なのだから仕方が無い。

 

それで、母と病院へ行き、調査員の女性と病院のロビーで待ち合わせ。
病院の担当の相談員の人も来てくれました。

 




 

調査員には、私が父を認知症クリニックに最初に連れて行った時に作成しておいた、
ボケ父の問題行動をまとめた資料を渡しました。
それから、母と私とで口頭でも補足説明。

調査員の方は、「大変でしたね~。」と言ってくれたけれど、
まぁ芝居掛かって大袈裟な口調で、こちら側の心情を害さないように、
お決まりで言うようになっているんだなぁといった感じデス。

 

その後、父の病棟にいざ移動となった時、母と私は、病院の相談員から、

「やっぱり、会うのを控えた方がいいのでは?」と止められました。

調査員に、我々の方の状況を説明した際に、
母が介護鬱になってしまい、抗うつ剤を処方されて飲んでいる事や、
先日の電話事件⇒離れても尚、母と私を苦しめる父 
によって、具合が悪くなった事を伝えたら

そういう状況で父に会うと、母の介護鬱に悪い影響が出るか分からないし、
実際に他の入院患者さんの家族でそうなった人もいる、というのです。
調査員も、無理しない方が良いですよ。って言ったので、
母も私も、それもそうだって同意して。

 

調査員に父の問題行動の事は一通り話し、我々の目的は果たしたので、
会わずに済むならそれでいっか、と。

 

それで、調査員には一人で父の所へ行ってもらい、ここで別れました。

 

あとこれは、我々が事前に確認を取らなかったのが悪いのだけど、

この日、母と私は、父の主治医と病状や治療方針について
話し合いが出来ると思っていました。

しかし相談員が言うには、父の主治医は、出勤日ではなく不在だと。

 

え~。(汗)

 

父が医療保護入院でした時は、緊急だったので、
主治医は決まっておらず、後で会議で決めるとの事だったし、
今まで一度も主治医と会っていないのです。
入院中、CTを撮ったみたいだし、そういうのの結果も聞きたかったんだけどなぁ。。。

 

それに、今この場でアポイントメントを取るのも難しいようで、

主治医との話し合いについては、相談員にうやむやにされてしまいました。




 

というワケで、父の現状については分からずじまいだったけれど、

相談員に聞いたところ。。。

入院した時の個室からは出て、今は多床室にいて、
朝はラジオ体操を皆でやって、何かプログラムがある時はそれに参加して、
それ以外はフロア内をふらふらしているそうです。

“ふらふら” を強調していたので、
どうせまた看護師さんたちの邪魔になっているんだろうなーと思われます。

 

ここだけの話、認知症の人が入院すると、
「徘徊癖や暴れる人は、睡眠薬や精神安定剤を飲むし、する事が無くて寝てばかりいるので、どんどんボケて、足腰も弱ってすぐ歩けなくなる。」
と聞いていたので、それをちょっと期待しているんですけどね。
なのに、院内で勝手にうろちょろ歩いて、自分で足腰を鍛えているわけね。。。
薬はどんなのもらって飲んでいるんだろ。。。?

 

どこまでもこっちの期待に反して、長生きしようとしてるらしい。。。

憎たらしい。本当、早く母と私を解放して欲しいです。

あー、奇跡が起きて、いきなり要介護5になって、特養にすぐ入所できないかなー。

 

 

お読み頂きありがとうございました。
↓ ついでにブログ村のクリックもして下さると嬉しいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

認知症の介護地獄
ティー子をフォローする

過去記事ランダム


ひとりで楽しく、早期リタイアを夢見て

コメント

  1. みみ より:

    こんにちは
    ティー子さんのお父様だけではなく、たぶん半数ほどの入院患者がふらふらうろうろしてます。学校のような雰囲気で。母がいたところはそんな感じでした。授業のようにリハビリとして工作、歌、お習字などやってましたが、やる気なし子さんのうちの母は見てるだけ。
    やる気なし子さん、おとといの夜に今度はベッドから転落しました。けれども、またまた脳に出血はなく体に骨折もない。なんて丈夫なのでしょう。一週間に二回も時間外救急で見てもらったことになります。今週は精神的に疲れました。

  2. yk より:

    着々と父親の切り離しが進んでてうらやましいです。
    うちは遊んで暴れて元気いっぱいなので
    まだまだ無理そうです・・・

    無視しようが、関わらないようにしようが
    存在自体が気持ち重いですね。
    本当、何なんでしょう。

    ティー子さんも、ここに行き着くまでに
    大変だったでしょうから、
    この夏はゆっくりしてください。
    そして、また今後に備えてくださいね。

  3. ティー子 より:

    みみ様
    お母上、また転倒でCTとは!
    そういう事があるとやっぱり、施設から連絡があって、その都度様子を見に駆け付けないといけないんですかね? 
    も~勝手にして!って感じですよね。ベッドから転落して救急車呼ばれるぐらいなら、緩い身体拘束はアリだと思うんですけれど、介護施設はそれをやっちゃダメなんですってね。
    お疲れ様でした。 

  4. ティー子 より:

    yk様
    本当、家からは居なくなっても、存在自体に気持ちが重くなってしまいますよね。
    うちは運良く、仮の状態ですけれども切り離しができました。でも金がかかりますよ~。(汗)
    次は仮を、終身までの確約にしなければ! そうすれば少しは落ち着けそうです。 

タイトルとURLをコピーしました