昨日のブログの続きです。
参照記事⇒財産分与で親戚とゴタゴタ 前編
今から20年程前になるでしょうか。
私がまだ大学生頃だった時、
ボケ父の母親が高齢になって、一人暮らしはムリだろうと、親族間で話し合いになりました。
その際、ボケ父は、
「我が家でお袋を引き受けて面倒を見るのはムリだ。
財産分与は一切要らないから、その代わりにお袋の面倒は御免してくれないか。」
と、弟妹たちに申し出て認められ、
ボケ父の母親は、ボケ父を除いた子供達の元を順番に、
20年弱の年月をかけて滞在していきました。
我が家が、ボケ父の母親の引き取りに関与しなかった事。
これに関しては、他のボケ父の弟妹たちからは、何も咎められる事は無かったです。
やっぱり、財産分与を放棄しましたので、筋は通っているのでしょう。
まぁ、陰で何かを言われていたかも知れませんが。
ボケ父 VS 母&私 で、日頃は何かと意見が対立していましたが、
この時ばかりは、ボケ父はよくぞ英断してくれたと思いますよ。
当時の状況をどう考えても、ボケ父の母親を我が家に引き取るなんて
絶対にムリでしたし、ボケ父もよく分かっていたのでしょう。
自分の母親ですけれど、ボケ父がどうこうお世話する事は絶対にムリで
もし引き取ったら私の母に丸投げするのは目見にえていたし、
そうなれば、母の負担は増えて諍いが起こり
家庭崩壊、修羅場、喧嘩で流血沙汰は間違いありませんでした。
ボケ父は金に汚い男で、金への執着心は強い方だったけれど、
それ以上に、責任を負うのがイヤな男でした。
財産分与を放棄してまで、身の回りの平穏を選択したのです。
その選択は賢明だっと、母も私も思っています。
ボケ父の、責任放棄で「オレ知らね。」の精神が、この時ばかりは
我が家にプラスになりましたね。
それで、ボケ父の母親の引き取り問題を回避できたのですから。
そして月日は過ぎ、今から6年前の話です。
ボケ父の母親は、超高齢化社会の現代では珍しい話ではありませんが、
90歳オーバーまで長生きをし、老衰で、いよいよという時。
日頃は一切、付き合いの無かった、
ボケ父の弟の嫁から、夜中に私の母宛に頻繁に電話がかかってくるようになりました。
ボケ父の弟は、初期にボケ父の母親を引き取った家です。
7~8年間、引き取っていましたかね。
6年前の、当時の状況としては、
ボケ父の母親は、ボケ父の妹の家に引き取られていました。
ボケ父は、既に認知症を発症しており、トンチンカンな言動をするようになり
電話を急に頻繁にかけてくるようになった、ボケ父の弟の嫁 の家は、
ボケ父の弟が脳梗塞を患い療養中で、自身の母の葬式にも出られない程。
つまり、男兄弟が力を完全に失った状態でした。
(元々、弟妹間でボケ父に権力なんてありませんでしたけど。)
次に続きます。
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