財産分与で親戚とゴタゴタ 前編

先日、母にボケ父の弟の嫁から電話があって、
それで母の機嫌がすこぶる悪くなったと記事に書きました。

参照記事⇒親戚のゴタゴタで母の機嫌が悪い

母は、6年前に、そのボケ父の弟の嫁の策略によって
親戚内で大きく評判を落とし、以来、
ボケ父側の親戚から総スカンを喰らっています。

今日は、その6年前の出来事を書きましょうかね。
さて、何があったのでしょうか!?

このブログを日頃から読んで下さっている方はご存知のとおり、
認知症のボケ父は、3年前から老人ホームに入居しています。
ボケ父側の親戚付き合いは、ボケ父がボケる前からほとんどありませんでした。

ボケ父は、元は雪深い遠い地方の出身であり、
母子家庭の長男です。他に、弟が1人と、妹が複数名。

ボケ父は就職で東京に出て、
他の弟妹たちも県外に出た者、県内に残った者もいますが、
みんな所帯を持って実家を出たので、
ボケ父の母親は、長く一人暮らしをしていました。

しかし、ボケ父の母親も年老いて、どこか具合が悪いワケではないけれど、
もう一人暮らしはムリだろうという事になりまして、
誰がボケ父の母親を引き受けるか、弟妹たちで話し合いが持たれました。

で、ボケ父の母親というのは、田舎の素朴な婆さんではありましたけれど、
かつて所有していた山が、土地開発にかかり、
県だか国だか知らないけれど買い取られて、
ちょっと目がギラつく程の金額を持っていたのですよ。

しかし、ボケ父は長男でしたが、
「我が家でお袋を引き受けて面倒を見るのはムリだ。
 財産分与は一切要らないから、その代わりにお袋の面倒は御免してくれないか。」
と、弟妹たちに申し出ました。

このブログを以前から読んで下さっている方は、
覚えていらっしゃるかも知れませんが、
とにかくボケ父は、金に汚い男。
でもそれ以上に、責任を負うのがイヤな男でもあるのです。

(母との結婚の40年間、ずーっと生活費を出し渋り続けてきた男。
 妻はタダ働きの家政婦さん、子供は水さえ飲ませていれば大きくなる
 と本気で思っていて、『なんでオレが生活費を出さなきゃならないんだ?』
 とずーっと悔しがっていた男です。)

ちなみに、母もこの時ばかりはボケ父に賛同。
どう考えてもうちでボケ父の母親のお世話はムリ! 
財産分与を放棄する事で、同居が回避できるなら、絶対にそうしたい!
と、珍しくボケ父と意見が一致しました。

ボケ父の申し出は、弟妹たちに受け入れられ、(特に念書は交わしていないが)
ボケ父の母親は、ボケ父を除いた、息子・娘の家に、
20年弱?に渡って、順番に引き取られていきました。

ボケ父の妹たちは、嫁いで名字も変わっていましたが、
旦那さんの理解も得て、順番に母親を引き取りました。

(長くなったので次回に続きます。)
書きました。

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