前回の記事で、
コロナ禍の就職難で、大学生の息子さんが就職の内定を取れず、
もう1年、就職留年として大学を残る事になった話を書きました。
今回はその続きで、整骨院でその会話をしていたもう片方のパートスタッフの女性は、
息子さんが一昨年の、2020年(コロナ元年ですね。)4月に新卒で入社したそうです。
就職活動中は全然、コロナが始まる前で良かったのですが。。。
世の中にコロナが広まって、採用になった会社はその対応で色々バタバタしており
入社初日からいきなり、しばらく自宅待機だったそうです。
なので息子さん本人は、春休みが延長になったような、
本当に就職したのかな? という感覚だったそうです。
やがて会社から、新入社員研修のテキストが送られてきて、それを自主学習。
そのうち、リモート勤務の体制が徐々に会社から与えられて
在宅勤務が始まったそうです。
夏頃から面談で会社に時々行く事はあっても、一人だけ単発で、
入社式も、新入社員歓迎会も、何も無く、
同期入社の人や、先輩社員との交流は何も無く、
現在まで在宅で一人での勤務が続いているのだそうです。
仕事の指示は、リモート会議で受けているらしいので
同僚や上司の顔ぐらいは知っているらしいのですが。
それで息子さん本人は、やはり孤独で不安だと思っているようです。
自分の仕事が、他の人よりも劣っていないだろうか、
この仕事の進め方は、効率よくできているのだろうか、
他の人は、どんな風に仕事をしているのか、
いきなり新入社員の最初からリモート勤務で、周囲の様子が分からずに
自分は大丈夫なのだろうかと、とにかく不安がっているそうです。
そうですよね。初めての就職で、ひとりぼっちで手探りのスタート。
どうしたらいいか分からない事が多いと思います。
なのでお母さんは息子さんに、
「あんた、いくらリモートといっても、ダメだったら
上司からクレームきたり怒られたりするんだから。
首にならないで毎月、給料もボーナスも出ているでしょ。
だから、ちゃんと仕事できてるって事だよ! 大丈夫だよ!」
と励ましているそうです。
コロナ禍の不景気に、滑り込みで就職できて、
リモートで仕事できているのは、ラッキーですよ。
不安な事はあるだろうけれど、私もその息子さんに頑張ってもらいたいです。
てゆうか、今、この仕事を辞めてしまったら、
次の再就職はなかなか難しいと思います。
とにかく今は、手探りでもこのまま続けるのが得策じゃないですかね。
コメント