就職留年ですって。大変だなぁ!

首痛の治療で、整骨院で電気治療器をあてていた時、
隣の施術台の会話がカーテン越しに聞こえてきました。

会話をしていたのは、患者さんの中年女性と整骨院のパート女性ですけれども。
患者さんである中年女性の息子さんが、2022年度入社の就職活動がうまくいかず、
大学をあえて卒業せずにもう1年やって、再度 就職活動にトライだそうな。
いわゆる、就職留年というやつね。

はぁ~! 大変だ!
コロナ禍で、新卒採用を取りやめた会社がすごく多く、就職先が無かったそうな。

それで、就職先が無いまま大学を卒業しちゃうと、
「新卒」の身分が無くなっちゃって、
ただのフリーターやプー太郎とみなされてしまい、
正社員としての就職が困難になってしまうので
どしても「新卒」の身分が必要なんですって。

話していた中年女性は、
「大変よ~。お金かかる時期がやっと終わって、
これからは息子に少しでも家にお金を入れてもらえると思っていたら、
もう1年、余計に学費がかかっちゃうんだから。
旦那だってコロナの不況で、残業代減ってるしさ。お金無いわよ!

だから息子に、4月からはバイト代を少しでも家に入れろと言ったの!
今まではバイト代は全部、自分のものだったから。
流石に息子も神妙にして、そうするって言ってたわ。」

ホントだよね。そうしてもらうしかないわ。
だけど、今もなおコロナ禍が続いていて、
果たして来年4月入社の新卒採用の状況は良くなるのでしょうか? 

1年、就職留年して、また内定が貰えなかったら、
もう1年また就職留年するのかしら?
次は大学院とかに入って、就職活動にトライしていくのかしら?

私は就職氷河期のロストジェネレーション世代のドンピシャだけれども、
このコロナ禍に社会に出る人たちも、やがては就職氷河期世代
と呼ばれるようになっていくのでしょうか。

それにしても、新卒至上主義というのは、
私が就職活動をしていた20年以上前から変わっていないのですね。

新卒で正社員になれないと、後々まで正社員で就職できない。
だから、留年してまで新卒採用で就職する必要があるのでしょう。

私も就職活動当時、そんな事を本能的に感じていましたので
「何が何でも、どんな仕事でも正社員にならなくては!」と
それこそがむしゃらに就職活動を頑張りましたよ。

中・高・大の学生生活の中で、一番頑張ったんじゃないかな。
一番の努力が部活じゃなくて就職活動なんて、それも虚しいけど。

どんなに遠い会社までも面接に行ったし、どんなに安い給料でも応募した。
やりたくない仕事もやりたい!と言って、
できない事も、できます!と言って。
働きたくない会社にだって、ここで働きたいです!と言った。

自分で自分の心に嘘をついてまでも、新卒採用で正社員になる必要がありました。

結果、就職氷河期のロストジェネレーションだけど、
転職してもずっと正社員で今まで働いてこれたし
当時の就職活動の努力は、正解だったのかなと思います。

少なくとも、20年前の当時、派遣社員や契約社員に就いたり、
会社や条件を選り好みして、正社員の内定を取れなかったor取らなかった大学の同級生たちは、
その後も派遣社員や契約社員で仕事を繋いで、
なかなか正社員になれず、苦労したみたいだからなぁ。

同じフルタイムで働くなら、派遣社員や契約社員よりも
私は絶対に正社員の方が良いです。
ボーナスあるし、(私は今冬のボーナス出なかったケド)
なにより退職金があるから!

まぁ、派遣社員や契約社員でも、ボーナスや退職金がある契約ならば、
それでもいいですけどね。

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