これは、今の会社ではなく、前に勤めていた会社の事です。
年末の忘年会と、8月の納涼会。
年に2回の会社の飲み会が、強制参加でした。
しかも、自己負担で!
私は、飲み会そのものが好きではないので、その時季になると非常に憂鬱でした。
会社から、一人当たり¥3,000の補助金が出たのですが
役員などのお偉いさんも参加するので、安い居酒屋ではなく
それなりにちゃんとした店で宴会をやっていました。
それで、補助金から足りない分は¥3,000~¥4,000 毎回費用を徴収されました。
当時、私はまだ若く働き始めたばかりだったので、この三千円は相当痛かったです。
お偉いさん達は、多目にお金を出してくれていたようですが
それは二次会の費用に回されていたので、
強制参加の一次会で帰る者に、恩恵はありませんでした。
強制参加のくせに、平社員からお金を取って、
時間を拘束するくせに、残業代は出ないというね。
しかも、昔ながらの飲み会でした。
女性社員は役員、部長さんの横に強制的に配備され、
お酌をしてさし上げて、食事のお世話をしてさし上げて、
楽しいお話をして盛り上げるという、ホステスさんのお仕事。
金払わされたあげくに、働かされるという、この理不尽さ!
騒々しい部屋に酒臭さと、タバコの煙がモクモク充満し、
私なんか酒も煙草も苦手なので、毎回イヤでイヤで堪りませんでした。
女性社員は皆、この強制参加の納涼会・忘年会を嫌がっていましたね。
女性社員は皆、この強制参加の納涼会・忘年会を嫌がっていましたね。
男の人は、特に女性のようなホステスの役割はありませんでしたけど
大人しい人や、やはり飲めない人は相当居心地悪そうでした。
やがて、
『親戚のオジサン・オバサンが亡くなったので。。。』
とか言って、飲み会を欠席しようとする人がやたら出て、
『オメーら、嘘つくんじゃねぇ!』 と
社のナンバー2の専務に女性社員全員が呼び出されて
もの凄い怒られたこともあります。すっごい怒鳴られて怖かったです。
今の時代なら、モラハラで一発アウトですよ。
当時はそんな言葉無かったですから。。。
確か。。。
『会社が一致団結をする為に開いてやってるのに、どうしてそんなに非協力的なのか!』
とか。(金取るくせに、“開いてやってる” 今思えば、失笑ものです。)
『会社が一致団結をする為に開いてやってるのに、どうしてそんなに非協力的なのか!』
とか。(金取るくせに、“開いてやってる” 今思えば、失笑ものです。)
『女性を蔑視するつもりはないが、やはりうちの女性は男性の補助的な仕事だ。
メインで働いている男性社員に、今年も一年間お疲れ様でしたといって
酒を注いでやる優しさぐらい持て!』
みたいな事を言っていたなぁ。。。
メインで働いている男性社員に、今年も一年間お疲れ様でしたといって
酒を注いでやる優しさぐらい持て!』
みたいな事を言っていたなぁ。。。
それ程までに評判の悪かった会社の忘年会・納涼会でしたが
だんだんと会社の景気が悪くなり、業績が悪くなり。。。
納涼会と忘年会、年2回出た会社の補助金が、忘年会だけになり。。。
そのうち忘年会の補助金もなくなり。。。
すると、会社はこれまでのように強気に強制参加!と言えなくなり、
強制参加じゃなくなると、女性社員は誰も出なく、男性社員だって出ない人が多くなり、
結局参加者は、役員と部長に、根っからの飲み会好きの一握りの一般社員だけになり、
とうとう納涼会も忘年会も、会社オフィシャルのは行われなくなってしまいました。
これだけに関しては、会社の景気が悪くなって、本当に良かったと思いました。。。
コメント