電車の優先席の順位度は、高齢者が絶対なのか

この間は、朝の通勤電車の優先席が高齢者で埋め尽くされ
後から杖をついたりした高齢者が乗って来ても、
座っているのが既に高齢者なのでどうにもならない現場に遭遇し、
日本の高齢者社会は行き着くところまで来て
お先真っ暗な気分になったのですが。。。⇒国民一億総高齢化社会

 

また先日は、これは何というか、

電車の優先席の優先順位は、何を差し置いても高齢者が最上位であるべきなのか?
と考えさせられる場面に遭遇し。。。

朝の通勤電車の優先席で、30代と思われる痩せた女性が目を閉じて座っていました。
その女性はガリガリに近い程かなり痩せていて、お腹はぺったんこ。
「お腹に赤ちゃんがいます」のキーホルダーも見える所には無かったので、
妊婦では無いと思いました。
その時は別に優先席付近に立っている高齢者は居なかったので、
その痩せた30代の女性が座っているのは別に良いと私は思います。

 

やがて駅が進み、杖をついた女性の老人が乗ってきて、優先席付近に立ったのですよ。
でも、座っている痩せた女性は、目を閉じて座ったまま。
私はその女性の正面に立っていたのですが、
「譲らないのかな~?」とは思ったけれど、
別に目を開けさせてお婆さんが居る事を気付かせようと、
膝蹴りとかなんてはしませんでしたよ。当然。

 

そしたら、隣に座っていた女性の高齢者が
明らかに肘でその痩せている女性を何度もこずいたり、
自分のバッグをいじる振りをして、手で女性の腿をはたいたり、色々。
挙句に、聞こえよがしに、杖をついて立っているお婆さんに向かって
「ねー?優先席なのに、若い人が座って。お年寄りに譲ってくれないのよね~!」
と大きい声で話しだしました。(^^;)

 




すると、肘鉄をされた方の、痩せた女性がふいに目を開け
「それって私の事を言っているんですか? 
私、障害者手帳持っているんですけど!」
と肘鉄してきた婆さんを睨んで言いました。

 

わちゃー! 

 

肘鉄の婆さんは、
「いえ、ね。こちらに杖をついたお年寄りがいらっしゃるから
若い人が譲ってさしあげたら良いと思って。。。」とモゴモゴ。

 

今度は痩せた女性が、
「私も障害あるんですけど! 
 あなたも席を譲ってもらいたかったら、自分で声をかけてお願いしたら良いんじゃないんですか? こんな事しないで!」
と、杖を持ったお婆さんを見て言いました。

 

杖を持ったお婆さんは、別に普通に立っていただけで、
肘鉄をしたお婆さんが勝手に気を利かせてやったんですけどね。。。
それで、杖を持ったお婆さんが「すみません。。。」と謝って。
肘鉄のお婆さんは、黙って目を閉じました。(別に二人は連れではありません。)

痩せた女性も引き続き座ったまま目を閉じ、これで騒動は収まったのだけど。

痩せた女性は終始、毅然とした態度だったので、
こういう事、以前からよくある事なのかも知れません。
若いのだから、年寄りに席を譲れ!
いいえ、私だって優先席に座る事情があるのです !といったやりとりが。

私も、最初は痩せた女性の事を、「立てば良いのに」と思ったので
人を見かけで判断してはいけないな、と思いましたね。
人それぞれ、事情があるのです。
今は、私は足底筋膜炎で足を付くのが痛いので、優先席座りたいなーと思いますし、ね。 
老人怖いから座らないけど。

痩せた女性が言った、
「座りたかったら、声をかけてお願いすべき」というのも尤もで
高齢者がきたら無条件で、席を立ちあがり譲るべき!
という土壌が、今回のような肘鉄の婆さんを出現させてしまう のかも。

別に、杖をついていたお婆さんも、杖をついていたものの
他は顔色も良く、程良くふくよかで健康そうでしたし、
普通に立っている分には、大丈夫そうでしたし。
だからこそ、公共の電車に乗って来れるのでしょうし。

朝の通勤電車に高齢者が多くて、こんな朝からどこに行くのだろう?と
不思議なのだけど、

仮に、銀座に芝居を見に行くお婆さんが優先席に座るのならば
若くても、牛丼のすき家の従業員で、夜シフトを終えて
家に帰る若い男の人に座って寝ていてもらいたいし
看護婦さんや介護職でこれから出勤の人に
少しでも座って体を休めてもらいたいと私は思うのですけどね。。。

 

 

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