ボケ父の部屋から、おぞましいモノが見つかった

痴呆の父を認知症病棟へ緊急入院させてから、母と私がまず最初にした事は、
父のクサイ臭いが染みついた布団を処分した事です。

何年も、洗濯していないし、干してもいなく、臭いったらありゃしない!

(父の個室で、部屋の中の事はそれぞれの自己管理でした。)

今まで父の部屋から悪臭が、ドアを閉めていても漏れて家中に漂っていたので、
居なくなったの機にどうにかしないと!

 

布団を全部、荷造り紐で縛ってゴミ袋に入れて、回収日までベランダに出しました。
もう、壁紙やカーペット、押入れの中に染み付いてしまった臭いは取れないので
業者によるクリーニングに頼むしかないけど、それは後回し。

 

それから、布団の他にも、臭いの元となっているような物を処分しようと、
父の押入れを探っていたら。。。 なんと!




小便を溜めたプラスチック容器が、出てくるわ出てくるわ!(恐!)
実際に小便が溜まっているのが2つ。
他に、同じように小便を溜めていたと思われる空の容器が2つ。
どうりで臭いワケだ!

こんなモノがいきなり出てきて、もう恐怖ですよ!

小便の入っていたプラスチック容器とは、市販の味噌の容器などです。
母が捨てたのをゴミ箱から、“小便溜め”として、わざわざ拾い上げてたみたいです。

 

容器は一応フタが付いていたけれど、ちゃんと閉まっておらず、
1/3程ずれて開いていましたね。

我々は、父の小便が蒸発した空気を吸って生活していたのか! 
もう、気持ち悪さで吐き気がしたのと、怒りで気が狂いそうになりました。

衛生的にもどうなんだろう。
こんなおぞましい空気を吸っていた私達、よく今まで変な病気にならなかったもんだ。

怒りのあまり私は、




 

「アイツには二度と、この家の敷居は踏ませない! 
 今度この家に戻って来る時は、骨壺に入った時だ!」と叫びました。

 

そしたら母は、
「ティー子、甘いよ。骨になってもこの家には入れない。『即納』だ!」って。
(即納とは、我々の造語で、火葬後『即・納骨』の事です。)
笑い事じゃありませんよ。

 

小便はプラスチック容器に入っていたけれど、
トイレに用を足す時にだって、便器や床に引っかけて汚している不器用な男です。
部屋のカーペットや布団の上に散々こぼしたでしょう。
時には容器ごと引っくり返して全部こぼした事もあったのではないでしょうか。

どおりで部屋も本人も臭いわけだ。

 

父が小便を、トイレに行くのがおっくうで部屋で容器に溜めていたのか、
それとも認知症特有の、異常行為なのかは分かりません。

 

どちらにしても、父とは二度と一緒に暮らす事はできないと確信した出来事です。

そういえば前に私、知人の御主人が尿瓶を使うと聞いて、
ドン引きしてしまい、相手を怒らせてしまった事があります。
尿瓶戦争。。。

しかし、うちは尿瓶どころか、
プラ容器に小便を溜めて何日も蒸発させていただなんてね!
その空気を知らずに吸っていたなんて、他所様のこと笑えないですわ。

 

ちなみに、布団と小便容器を捨てただけで、臭いはだいぶ無くなりました。
なんせ、部屋の主が居ないからね。
部屋の完全処分と業者洗浄は、在宅介護はしないと決めたけれど、
まだ今後がはっきりしないので、それまで保留です。

 

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