連帯債務者という重さ

当ブログを読んで下さっている方はご存知のとおり、
認知症のボケ父が有料老人ホームに入居するにあたり、
ボケ父が契約者、そして私がその連帯保証人および連帯債務者となりました。

母は年齢と収入が無いからという理由よりも、
配偶者なので離婚して連帯保証から降りられると困るから、
娘の私に連帯保証人になって欲しいという事でした。

 

よくね、『うかつに連帯保証人の類になるもんじゃない』と、
世間で色々な人の被害談を聞いたりして、
私も絶対になるまいと思っていたけれど、
認知症になった親の、老人ホーム入居の連帯保証人ならば仕方がないです。

 

入居契約の為に自分の実印を作り、
2時間もかけて膨大な数の契約書に署名・押印をした時は、
責任の重さを感じずにはいられませんでした。

 

費用の支払いに関する契約書には、
【連帯債務者】という言葉が使われ、
「甲は一切の債務を滞りなく支払うこと」という文言。。。




 

私は、日頃から
「足手まといになるバカな夫を持つぐらいなら、独り身の方がずっと幸せ! 
 私は収入は少ないけれど、借金は無いし、ローンが終わった持家もある! 
 何も怖くない!」
と、
自分の身の上を心強く思っていたけれど、

 

この度、ボケ父の連帯債務者になって、
入居契約金と、当月家賃に、前払い家賃、を支払って数十万、
一気に減ってしまった通帳の残高と、毎月やってくる請求書を見ていると、

私は借金持ちになってしまったのだと、ずっしり重くきます。

はぁ~ぁ!
私には、バカな夫が居ない代わりに、ボケた父親がいるよ♪
そしてこの父親が、負債そのものだよ♪ 
でもってこの男が死なない限り、借金は払い終わらないョ♪

 

長生きリスクをどうにかしない限り、
少子高齢化なんて解消するわけがないよね。

 

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