母のこと

いつも、認知症のボケ父の事ばかり書いているので
たまには母(72)のことについても書いてみます。

 

母は、30歳を過ぎてから見合いで、父というハズレくじを引いた。

そういう母はどういう人なのかというと、
美人で、オシャレで、社交的で、モテる人だったと思う。
料理上手で、家事は何でも完璧にできる。
スペックは決して低くない。

 

そして若い頃は、かなり気が強くて、気性が激しかった。
今でこそ、年をとって丸くなり、扱いやすい性格になったが
65歳ぐらいまでは、娘の私でも、きっついな~と困ってしまう程だった。

 




 

父は、結婚生活の40年間、給料日の度に、生活費を出し渋った。
しかし母は、一度も負けた事は無かった。
母は、気の強さと気性の激しさでもって、
父に生活費を払わせ、私を大学まで行かせてくれた。

 

しかし母の、その気の強さと気性の激しさが理由で、

これまで交際した男性達とは、結婚に至らなかったのだと思う。(苦笑)

若い頃の母に、一歩下がって相手を立てる賢さがあったら
他のもっと良い誰かと結婚できていたと思う。

 

母の若い頃の気の強さは、今でいうと 
高嶋ちさ子 や、松居一代 に通じるものがありますね。(苦笑)

 

そういえば、母が66歳の時、私とダイニングバーで食事してたら、
私がトイレに行っている間に、
50代のサラリーマンのオジサマにナンパされてた。(爆!)
ホントに、今でも私よりモテる人なんです。笑

 

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