母の、エエカッコしいには困ったもんだ

ボケ父が認知症になって老人ホームに入居した事を、
母と私は、近所の人にも、親戚にすらも、誰にも言っていない。

 

「周りからあれこれ言われたくないから、
ボケ父の事は誰にも、絶対に黙ってようね。」
と母から堅く口止めされているからだ。

 

たぶん、夫がボケたとバレるのが恥ずかしいのだろう。

 

私は、年齢も年齢だし、
認知症は、恥ずかしい犯罪者の類とは違うのだから、
隠す事は無いと思うのだが、
母がそう希望しているので従っている。

 

ただ私は、親戚でもない、近所も済んでいない、

ボケ父の事を知られても差し支えのない極少数の友人にだけ話しちゃったけど。

週末に、母と一緒に日用品の買い出しから戻った時に

上の階に住むご主人(70)にエレベーターで会った。




 

その方は、母に
「旦那さん(ボケ父の事)、最近お見掛けしませんけど、お元気ですか?」
と尋ねた。

 

そしたら、母はなんと!
「ええ、お蔭様で、元気ですわよ。
 毎日、親戚の畑の手伝いに朝早くから出ておりますの~。オホホホ」って。

 

え~!? それでいいんかい!?

 

上の階のご主人には、
うちの父がおかしくなってたの、バレバレだったと思うぞ!

 

ボケ父が去年の正月明けから、5月の医療保護入院する直前までの間、
尋常じゃない姿で、家の周りを徘徊する姿を、何度も見られている。

 

家に入ってから母にそう伝えると
「うん。でも上のご主人は聡明な方だから、今ので察して、
 あとはそっとしておいてくれるはずだよ。」
だって。

 

ふ~ん、母がそれでいいなら、いいけどさ。。。
だけど、ちょっと違和感。

 

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