断捨離、母から明かされた33年目の真実(後編)

前編 の続きです。

小学校の入学祝いで買ってもらって以来、ずっと愛用していた勉強机を、
母から突然、
「あの机、キライだから廃棄処分して欲しい!」
と言い渡されました。

母と一緒に、デパートに買いに行った、思い出の机なのに。

うっそ~!? ナンデ!?(結構ショック)

木製の、高級な学習机で、
上部はガラス戸の本棚、サイドと下部は引き出しの付いた、
大容量の収納も兼ねている物で、
購入から33年経った今も、全くのガタつきの無い造りのしっかりした机です。

東日本大震災の時も、東京だってかつてないほど揺れたけれど
ビクともしなかった、頑丈なガッシリした机なのだけど。

母が言うには、この「大容量の、頑丈な」机が裏目にでまして。。。




33年前に私と一緒にデパートに行って選んだ時は、
母も、とても良い机だと気に入っていたものの、
後日、我が家に納入された時に、とても嫌な思いをしたのだとか。

私が幼稚園に行っている間に、その机が運搬されたのですが、

デパートが手配した運送会社の男が、とてもガラの悪い中年の二人組で、
大きくて、頑丈な机なものだから、とても重くて運ぶのが大変だったらしく
「あー! こん畜生!」
と怒号を発しながら運んできたらしいのです。

そして、家の中に運んで、もう少し壁に寄せてとか、そういう微調整する時にも
「畜生! 重いんだよ!」
とか言いながら、足でぐいっと机を押して動かしたそうで。

挙げ句の果てに、
「やってらんねーよ! バカ野郎!」と、門に蹴りを入れて帰って行き。。。

平日の昼だったので、母は一人で対応して
とても怖かったらしいです。(そりゃそうだ!)

しかも、祝い事で購入した勉強机を、そんな風に扱われて
とても気分が悪かったと。(そりゃそうだ!)

それで、この勉強机を見る度に、
その時の事を思い出して、忌々しい気分になっていたと言うのです。

う~ん。。。気持ちは分かるね。




屈強な男2人が、それ程までに文句を言いながら運んできた重い机ですから
ボケ父(当時は現役でも)を使っても当然動かせず、
捨てたくても、どうにもできずに今まで経ったのだけど、

ボケ父の部屋の家具を捨てる為に、廃棄物業者を呼ぶこの機会に、
私の勉強机も処分して、消し去りたいのだと。

そんな風に言われたら、私も捨てるのはイヤとは言えず。
本当は気に入っていた机だけど、処分に同意しました。

大容量の収納を兼ねた机ですから、
捨てるとなると、中に入っている物も片付けなければならず

想定外の断捨離を近日中に行わなければいけなくなったのです。

はー、やれやれ。

関連記事⇒ 断捨離、思い出どこまで捨てますか?

 

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