認知症のボケ父は、去年の4月に医療保護入院で、
精神病院の認知症病棟へ入院したのを機に、在宅介護から離れた。
この時は、初めて受けた介護認定で、要介護1だったので
特養には入れられなかったし、
要介護1とはいっても、体が丈夫だったからであって
実際は認知症は重度で、本人にまともな判断や行動ができず
徘徊に激高暴力で、トイレも怪しくなり
母と私は、とても在宅介護に戻る事は考えられなかった。
その後、医療保護入院先の病院から、
現在入居している民間の老人ホームを紹介してもらった。
ありがたいことにその老人ホームは、民間では最安値ゾーンであるが
それでも月に十数万の出費は免れず、経済的負担は大きい。
ボケ父は、今は車イスになり 要介護2 だが
頭はボケボケで、トイレができずオムツで、車イスだというのに、
まだ特養を申し込める要介護3が取れない。
要介護3て、高い壁だと思う。
このようにボケ父は、要介護3すらも取れていないので、
特養は夢のまた夢で、私は特養についてあまりよく知らないのですが、
他の、介護をやってらっしゃる方のブログを拝見すると
特養って、費用が安いのは良いけれど、
入居させた後でも、やれ行事だ面談だ、と家族をちょいちょい呼びつける
少々面倒くさいシステムになっているのかな?
という印象を受けました。
ボケ父の老人ホームは、入居した後は家族の手間が全然かからない。
一応、母が偵察の為に、1ヶ月半~2ヶ月毎に面会に行ってはいるが
行かなくても施設的には全然大丈夫そうだ。
ボケ父は、昔ながらの大部屋に入った為もあるが、
入居の際は、少々の着替えと体一つで入った。
しかし、特養に入ったご家庭のブログには、
入居の際に、部屋のカーテンを買って、タンス等の家具を車で運んで、とあって
「え~!? 備え付けじゃないの?」と、私はびっくりしました。
うちは男手が無いし、車も無いから、家具の運搬なんてできないわ。。。
それに、ケアマネとの機能回復プログラムについて面談だとかが
特養はあるみたいだ。
ボケ父の老人ホームなんて、面談は無いし、
そもそもうちは、担当のケアマネが就いた事がないもんね。
それから特養は、施設と家族の繋がりを重視しているのか?
行事やイベントで家族を呼んだり、
イベントの運営スタッフとして家族を参加させたり、が
他所様のブログを拝見して多い気がしました。
イベントといっても、お花見や夏祭りといった季節のイベントの他に
週一や、月一の、小さなイベントに、
付き添いや給仕スタッフとして、しょっちゅう家族を参加させているようで。
きっと、強制参加ではないのだろうけれど、
良識ある家族なら、参加せざるをえないだろう。
それで、イベントの飲食のお小遣いの費用なんかがちょいちょい発生する。
あとは、洗濯しに施設に行ったり。
ボケ父の老人ホームは、月々の管理費に洗濯代込になっている。
私とボケ父みたいに、根深い確執がある関係だと、
前述したような、入居後も密接に家族に関わらせようとする特養だと
困ってしまうなぁと思いました。
うちは、要介護2で民間の老人ホームだけど、
もしボケ父が要介護3になったら、特養へ変える事も考えており
特養にそういう口煩さがあるのなら、
今の老人ホームの方が、看取りまでやってくれるし
費用の面がクリアできるのなら、
このままで良いのかなぁ、とも思ったりします。
このままで良いのかなぁ、とも思ったりします。
コメント
両親が年を取り、兄妹では看る事が出来ないので、
ケアマネさんを頼り、施設探しをしました、
特養には簡単に入れる訳なく、
両親には有料の老人ホームに入って貰いました、
その時の費用、1ヶ月一人23万円程かかりましたが、
それでも、洗濯物はこっちでしなきゃなならない、
職員がホームの廊下を一緒に歩く事さえリハビリと称し、
全部金額が+されて行きました。
母が亡くなり、父の痴呆が酷くなった時点で、
特養に入れる事が決まり、
金銭的にもホッとしました。
洗濯もしなくてもいい、何もしなくてもいい、
ただ、父の顔を見に週に1度逢いに行ってました。
衣類の替え、必要な物があれば言って貰え、
買い揃えて預ける、
たまに1000円程預けておく、
ジュースなど自販機で買って貰え、
本当によくして貰ったと思っています。
書かれているような、箪笥の持ち込み、こういうのはなく、
施設の箪笥が設置してあり、
紙おむつも何もかも施設任せでしたよ。
ただ、逢いに行く、、、そういう特養もあります、
年金範囲で収まり、有難いと思いました。
父は1月亡くなりましたが、
今でも特養の方には頭が下がる思いです。
そういう特養があります、いい施設に出会って下さいね。
介護は大変です、介護は“愛より金”、ですね、
ケアマネさんが言われました。
お疲れの出ませんように、、、、
まりえ様
ご両親2人の介護お疲れ様でした。
特養も、施設によって色々な方針があるみたいで、それを事前に見極めるのが難しいですね。
そうそう、特養はオムツ代は向こう持ちで、それは大きいですよね。
オムツ代の請求は万単位ですからね。
まりえ様のお父上が入った特養は、まりえ様の意向に沿った施設だったとの事で、良かったですね。
介護は”愛より金”
本当にそうです。よく分かります!