同居家族との良好な関係は、一人の時間と空間が確保されてこそ成り立つ

夏休みが終わりました。
一週間のお盆休みと、それが終わった後も私は、定期検査の通院でポツポツと有給休暇を取り、
出社はしていたけれど、気分的に長い休暇になりました。
しかし、ちっとも満たされた気分じゃないぞ!!

自宅をリフォームして、綺麗になってから初めての夏休みだったというのに。
何だかイライラ、不完全燃焼なのです。

というのも。。。
長い夏休みの間一度も、私はリフォーム後の美しい家に、一人きりで過ごせなかったからです。
てゆうか、7月半ばから一度も、家に一人になっていない。。。 土日も母がずっと家に居る。。。

このブログを以前から読んで下さっている方はご存知のとおり、
私は一人っ子で独身で、親と一緒に住んでいます。
父は認知症で右も左も分からなくなり徘徊して、暴力的になり、2年前に介護施設に入りました。
母と私の関係は鉄の結束で、二人でボケ父問題を幾度となく乗り越えてきました。
いわゆる、一卵性母娘と言っても過言でないかも。

で、今回の私の不満は、母が私の夏休み中ずーっと家に居て、
私が家で一度も一人になれなかった事です。

母との関係は良好だけれども、同時に私は、すごく一人が大好き。
一人っ子で、一人で静かにしている時間が子供の頃から長かった影響でしょうかね?
一人になれないと元気じゃなくなってしまう、そういう性質の人間になっちゃったみたい。

自分の部屋に、扉を閉めて一人で居てもダメなの。
リビングからテレビの音や、人の気配がするのが嫌なの。
誰も居ない家に、一人で静かに、無音のリビングに居るのが何より好き。

昔は家族同居でも、ボケ父は働いていたし、母もパートで、
それが簡単にできたんだけどな。。。

ボケ父が定年退職してからは、私は家に一人きりでいられる時間が少なくなったけれど、
ボケ父は2年前に老人ホームに入り、家からは居なくなった。

だけど今度は母が歳を取り、昔ほど社交的に出歩かなくなった。

今年の夏は暑かったから。母は私が夏休みの間、どこにも出掛けなかったし、
私も母に、この暑さは危険だから、外に出るなと言った。

母にそう言って、そうさせたのは私だけどさー。

でもダメね。
母と喧嘩はしていなけれど、家で一人になれない事で、私がストレスを溜めてしまいました。

それにしても母は、この夏、ずーっと家に居た。一歩も外に出ていない。
少し前の記事に書いたように、母は2つ通っていた体操教室の1つを辞めてしまった。
まぁ、通っていたとしても、盆休みで体操教室はどのみち休みで、
母が出掛ける事は無かったのだが。
暑いから、腰痛の整体院にも母はずっと行っていない。

盆休み中、食料や日用品の買い出しは、母に用を聞いて、私が一人で夜に行っていた。

日中 猛暑で出掛けないのなら、陽が落ちてから夕涼みでも、ウォーキングに出てくれてもいいのに。
でもこの夏は、夜もかなり暑かったから、それも無理であったけれども。
母が一歩も外に出ないのを責める事はできず、私の勝手な我儘であるのだが。スンマソン。。。

一方私は、先に述べたように、日用品の買い出しの他に、
友人と食事会だったり、習い事で出掛けて、母を一人にする時間は与えていた。
母は、私が夏休み中でも、家に一人でいる時間はあったのだ。ズルクナイ?

 

このように、母と私のような実の仲良し親子でも、どっちかがずーっと家にしがみ付いていれば
もう片方がイライラするのだ。

だから、世の中のお嫁さんと同居しているジーバーは、
自ら積極的に外出して、お嫁さんを家で一人にさせてホッと一息つく時間を与えるベシ!

私と母の間柄でもこうなのだから、
実親でも義親でも、要介護の親が、デイサービス拒否!なんて人は
自分の時間が持てなくて大変なんだろうなぁと心中お察し申し上げます。。。

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