最近の母の言動に、イラっとくるのがあります。
それは、目に映る全ての物に、「は~、高い!」と言うところ。
特に外食の食べ物に。
そりゃ、外食は高くつくのは当たり前だと私は思うのですが。
母と一緒に旅行して、たまには豪勢に良い物を食べようという時に、
「高い!」と母に言われると、げんなりして気分が下がります。
そりゃ観光地だし、ちょっと良い飯屋だし、このぐらいするだろ!
と私は思ってしまう。
それと、夕飯の支度が面倒臭い母から、
「今夜はショッピングモールで待ち合わせして、外で夕飯を食べよう。」
と会社帰りに連絡が入ってよくそうするのですが、
ショッピングモールに入っている、チェーンレストランの¥880のパスタに、
「高い! パスタが¥880もすんの!?」と母は文句を言う。
そりゃ、外食だもの。パスタ¥880て相場だろ。と私は思うのですが。
どこを見ても、「高い!高い!バカらしい。」と母が言うので、
結局、フードコートの王将の餃子になってしまう。
王将の餃子は、母にとっては満足な値段らしい。
だから、母との外食は大抵、フードコートの王将ばかりだ。
だけど私は、わんわん騒がしいフードコートで夕食をするぐらいなら、
もうちょっとお金を出して、落ち着いたレストランで食べたいし、
フードコートにお金を払うぐらいなら、むしろ家で夕飯を食べたいのだが。
とにかく、外食を私に誘っておいて、何でもかんでも、安い食べ物にも「高い!」と
母は文句を言うので、イヤになってしまうのだ。
母が世間の相場を知らないわけがないので、こう「高い!高い!」と言われると、
相場を忘れてしまった? 頭ボケたのか? と疑いたくなってくる。
昔は高級フレンチとかルンルンで食べに行ってたのに。。。
一方で母は、自分を美しく見せる事にお金を惜しまない。
着る物や、美容院代。
この間、母のクレジットカード明細が開封されてテーブルの上に置いてあったので
思わず中をこっそり見てみたら、ヘアサロンに¥28,000 も使っていた!
¥28,000って! ウソでしょ!?
そりゃ、カットに白髪染めに、縮毛矯正に、トリートメント?
フルコースでやれば、このぐらいかかるだろうけれど、74歳のバアサンがだせ?
母がヘアサロンにこんなにお金かけているとは知らなかった。
母は、1ヶ月半~2ヶ月毎に美容院に行っている。
毎回、こんなに使っているのだろうか?分からない。
金かけすぎだろ。年金生活だせ?
夫はボケて老人ホーム。テレビレンタル代とオムツ代の一部を、娘の私が払っているというのに、
自分は頭に¥28,000って! フードコート以外でも外食できるだろ!
ちなみに私は、半年に1回、カットだけ。
白髪染めは随分前にやめてしまった。
だから、私より74歳の母の方が、黒々とした髪の毛しているの(笑)
母も白髪染めるのやめて、グレーヘアにすればいいのに。
私は、もう自分を美しく見せる事に興味が無くなってしまって、
一にも二にも、早期リタイアだ。そして、無理をせず楽にしていたい。
美容やファッションに関する優先順位が、ここ数年でうんと低いものへと変ってしまった。
そんでもって私は、食べることぐらいしか楽しみが無いんでしょうね。
美味しい物食べたい、珍しい物食べたい、静かな所で食べたい、雰囲気が良い所で食べたい、
食べ物にはお金を払うけれど、服や美容にはお金を出したくない。
母と真逆だ。むしろ憎きボケ父に近い。(ボケ父は、食べ物すらお金をかけなかったけれど。)
お金の掛けどころの違い、価値観の違いなんでしょうね。
しかし、まぁ~! 母がヘアサロンに¥28,000も使っているのには驚いた!
騙されているんじゃないだろうね?
母はもうすぐ後期高齢者になるんだから、
ボケて変な金の使い方をしていないか?とか、
騙されて高い物を買わされているんじゃないか?とか、
そういう事に私が目を光らせていなくっちゃ。
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