年寄りは本当に具合悪い時は、病院に頑なに行かない

母がこのところ痔らしく、脱肛して痛い痛いと言ってうるさいです。
ボラギノールで紛らわしているらしいのですが、

さっさと肛門科の病院に診てもらったほうが、
後期高齢者だから保険適用1割で安いし、
ボラギノールよりも治りが早いと思うんですよね。

全く、何のために、高い健康保険料=税金を払っているというのだ。
こういう時にこそ病院に行って、健康保険で治療するべきなのに。

母は、腰痛治療の接骨院や、
中性脂肪を下げる薬をもらう為の内科クリニックには、
せっせと通うくせに、
(ま、いわゆる暇つぶしの楽な治療ね。)

いざ、風邪をひいて咳が止まらなくなったり、
皮膚にバイ菌が入って、面疔になって鼻の横が化膿して大きく腫れたりして、
本当に病院の治療が必要な時に限って、

「イヤダ、面倒くさい、忙しい、遠い、混んでる、」
と何かと理由をつけては、通院を拒否します。

私としては、家に病人がいるという事ほど、辛気臭くてうんざりするものはないのに。

今は私は在宅勤務で、通勤のストレスは軽減されてはいますが、
通勤して、会社では意地悪上司から嫌な気分にさせられるのを、お金の為に我慢して、
心身ともにヘトヘトに疲れて帰ってきてるのに、

家には病人がいるとなるとね。
しかも、うちの病人は自己主張が強くて、黙って療養してくれないから。
「私、病気してますよ!」アピールが強くて困っちゃうのよ。

私に病気アピールしたって、私は医者じゃないから、
あなたの病気は治せないから。
だから、病院行って治しましょう!って話なのです。

それに、母の母。(私の祖母)は、痔ろうから癌になって、
とても痛みに苦しんで亡くなった。
痔だったのを、恥ずかしくてずっと隠していて、病院に診てもらわなかったの。

そして、もう痛くてどうにもできなくて、ついに医者にかかった時には
「どうしてこんなになるまで黙っていたの!?」と医者にびっくりされるほど、
痔ろうが癌化して手遅れになってしまっていた。

そういう事もあったから、
母には早く、痔の治療をしてもらいたいのもあります。

祖母が痔ろうから癌になったし、私は過敏性腸症候群で腸が悪い。
そして母は、痔で脱肛。

母子3代に渡って、消化器官に難ありの家系なのだから、
早め、早めの治療がいいのに、母にそう言っても、

「イヤダ! 肛門科に行くぐらいなら死んだほうがマシ!」
って、頑なに病院に行かないです。

あのね、医者はプロなんだから。
後期高齢者の婆さんの痔を診たって、何も思うところなんて無いよ。
恥ずかしいと思っているところが、いい歳して自意識過剰で面倒くさいというか。

もうね、早いうちに治療した方が、ずっと痛さも少なくて、
自分が楽なのにね。治療費だって少なく済むし。

頑固な年寄りは、言うことを聞かなくて困ったものです。

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コメント

  1. 人生いろいろ より:

    同感、

    笑い話(何かで読んだ)

    いつも病院で話ししてる高齢者仲間の話。

    「そういえば○○さん、今日病院に来てないですね」

    「どっか体でも悪いんじゃないの?」

    だって。

    コロナ禍で赤字の病院が多くなってるそうです=今まで暇つぶしに行ってた人が行かなくなったからだそうです。

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