個室拒否と、ボケ父、PCR検査受けたってよ

(前回の続き)
大量の下血で老人ホームから救急搬送されたボケ父。
搬送先の病院の院長に、輸血の同意はせざるを得なかったものの、
延命拒否は伝える事ができました。

そして、もう一つの私の大事なミッション。
個室拒否。

ボケ父が入院となると、病院での入院代と、老人ホームの入居費、
両方にお金がかかる事になります。
老人ホームはボケ父が入院していても契約は解除せず、継続するからです。

なので、少しでも費用を抑える為にも、
差額ベッド代が発生する部屋には入れてもらいたくない事を伝えなければ!

というわけで、院長の話の合間を狙って、
「あの~、入院は個室ではなくて大部屋にして頂きたいのですけれど。。。」
と。

そしたら院長は、
「今は容体が安定していませんので、個室に入っていますし、
 コロナのPCR検査をしまして、まだその結果が出ていませんので
 コロナの陰性が確認できるまでは個室に隔離していますけれど、
 それは、病院が必要としての措置ですので、そういう場合には
 差額ベッド代はそちらには請求しませんので、その点はご安心下さい。」

なんと、素晴らしい対応なのでしょう!
院長なのに高圧的とか、威張ったところが全然無く、とても丁寧な回答をして下さいました。

ボケ父が搬送された病院は、救急も受け付ける一方で、
デイサービスとか介護もやっており、
前の記事の、私が申し出た延命治療どうのこうのというの含めて、
高齢者関連のこういうのは、慣れているというか知り尽くしている印象を受けました。
ちょっと安心。

そっか、ボケ父はコロナのPCR検査受けたのか。。。 まったく。
自費で受けると何万もするというじゃないの!
確かこういう場合のPCR検査って、無料なんだよね? 金かかるの? 
お金かかったとしても、入院に際する検査という事で保険適用よね?

主治医の院長とのお話はここまでで、また看護師へ電話が変りました。

看護師(女性)との話しは、やはりコロナ問題で、
面会は一切禁止なので絶対に来ないで欲しいという事と
何か容態に変化があったら病院から電話をするので、
くれぐれも面会には来ないで欲しいと、とにかく来ないでという事を強調されました。(笑)

あとは、様子を聞く電話も控えて欲しいと遠回しに言われました。
何かあったら電話するので、それまでは安心して待機して下さいと。

それから今後の連絡は、通常は母が出る家の電話ではなく、私の携帯番号にするという事の確認と、
ボケ父に何かあった場合は、私の携帯に電話をするので
「病院からの電話には、必ず出て下さい!」
何だか上から目線で言われて、ちょっとムカつきました。

私だって通勤していたり、会社での勤務でいつでも電話に出られる状況では無いし、
そもそもボケ父の治療してくれって頼んでねーわ!
輸血の同意だって、ゴリ押しで最初からこっちに拒否権なんか無いくせに同意求めるし。
ボケ父の為に私の生活は回っているんじゃないんだよ!

なんかね、院長先生は穏やかで丁寧な口調でしたので
看護師が(こっちはそのつもりは毛頭ない)面会に来ないでとか
電話には必ず出ろと、結構強い口調で言われたので ム!としました。

だけど、私は普段、もっと悪意のある高圧的な口調で意地悪上司から言われているので
何で看護師の電話口の、この程度の上から目線にあの時そんなにムカついたのか分からないけれど、
おそらく、ボケ父が救急車で運ばれたりして、いよいよXデーか? と気持ちが高揚したり
その後、輸血拒否できなかったりで、助かりそうな感じで気分が下がったり、
気持ちの上下変動が激しく、特に輸血拒否できなかった事ですごい下がっていたので
そのせいだと思います。。。

看護師の後は、今度は病院の事務へ電話を回されて、入院手続きについてのお話しでした。
病院事務でも、「コロナで面会はダメ!」という事を繰り返し言われて(行かねーわ!)
入院手続きも、私が遠方であるのと、コロナ禍を理由に、
郵送で手続きをすると、病院側から言われました。

良かった。ボケ父の老人ホームが、隣県で遠いので、
搬送された病院も同じく遠いのです。
郵送手続きで、ありがたいです。

(まだ続く)

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