年寄りの昔話ほど、つまらないものって無いね。

今年の夏は異様に暑くて、必要最低限の日用品の買い出しだけで
あとは何もしていないし、どこにも出かけていないし、誰にも会っていない。

テレビもつまらないから(近年のテレビのつまらなさって、何なんでしょう!?)見ないし、
会社に行ったって、私が普段在宅勤務をしているように、他の人も在宅勤務だから、
人数が少なくて、あまり人と話をしない。
会社で何かイヤな事はあっても、面白い出来事なんてあるはずもない。

だから家で夕飯の時、母と話すネタが何も無いのですね!
お盆に胃腸炎で寝込んでからは特に、何もしていないから、
何も話す事が無い!

私は元々、自分で望んでひとり者でいるぐらいだから、
一人で黙っているのは全然平気な人なので、
話す事が無いので黙ってメシを食うのですが、母はそうはいかない!

母も、8月は猛暑なので、高齢者の集まりのシニア体操倶楽部は休みなので、
どこにも出かけず、誰とも会わず、私と同じような生活をしているので、
新しい話題がありません。

そうすると年寄りというものは、昔話を始めるのですね!
もう何度も聞いた、自分の身内の昔話。
それも、自分が年とってきて、都合の良いようにちょっと変えて美化してきている。
イヤイヤ、それ前と違うじゃん!
と思うけれど、もう面倒臭いし、どうでもいい事なので無視して聞いている。

しかしまぁ、これだから私もひとり者だという事なのですが、
興味が無かったり、既に知っている事だったり、の話を聞くのがすごく苦痛なのね。
つまらない話を聞くぐらいなら、一人でボーっとしていたいタイプなんですよ。
だから私、ひとり者なのよね。
人の話に付き合えるぐらいなら、とっくに結婚もして家族も持ってるわぃ!

だから、母の昔話を「ダル~。」って思いながら聞き流している。
既出の昔話をするぐらいなら、新しい今の情報をくれって思うのよ。
でも、私に新しい情報が無いように、母にも新しい情報が無いのよね。

年寄りって、どうしてこう昔話をするのかしら?
話す事が無いなら黙っていればいいのにね。

母には、私という結婚もせず孫も産まない独女の娘が話を聞いてくれるからいいけど、
私には、年をとった後、昔話を聞いてくれる娘や息子は誰もいない。
そもそも、私は年をとったら、昔話やら何かを誰かに話したくなるのだろうか?

母の昔話を聞いているのが苦痛だけれど、
シニア体操倶楽部が再開したらしたで、シニア体操仲間の話も
どうでもいいのでこれまた聞くのが苦痛。
年寄りの見栄や自慢話を母は真に受けて、羨んでいるだけの話なんだもの。

あー、つまんねぇなー。
誰か面白い話をしてくれる人いないかな?

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