ボケ父の、老人ホームの総会に行ってきた

去年の秋にボケ父が入居して、初めての総会で興味があったし

日頃は母にボケ父の面会に行ってもらっているので、総会は私が行きました。

ま、私がボケ父の連帯保証人および入居費用の連帯債務者なワケだし。

ありがたいことに、ボケ父の老人ホームは安い。

安いといっても、毎月十何万もの費用はかかるが、
民間の老人ホームではかなり安い方だと思う。

それ故、私は財務状況が気になっており、
決算発表が総会であるかと思って行きました。

運営が赤字で、潰れたりする老人ホームが少なくないとも聞くので、
そうなったら大変だから。

しかし総会では、財務や決算の類の話は一切なく、

いくつかある系列施設のホーム長挨拶と、
代表取締役の挨拶だけで拍子抜けでした。

各ホーム長たちの挨拶は、
人間の心のキレイな部分だけを語った、介護のよくある理想論でしたが

皆さん、この日の為に練りに練った原稿を、なるべく下を見ないで、
語り掛けるように読んでいて、すごい頑張っているなーと好印象を持ちました。

だけど！　代表取締役である、若めの爺さんの話といったら！（怒）

何を話すのか原稿を用意していなく、頭に浮かんだ事を話すので

「え～」とか「う～」とかばっかりで、全然話がまとまっていない！

昔話しかしなくて、何を言いたいのか分からないし。

誰か注意してやれよ！と思ったけれど、
相手が代表取締役だから、誰も何も言えないんだろうね。

聞いていてイライラして、時間のムダだわと思ったのだけど、

最後の最後に、「当社は引き続き、最安値ゾーンでやっていきます！」
と社長の爺さんが言ったので、留飲を下げたという。（笑）

経営厳しいとか、値上げしたい、とかいう話は出なかったので、
財務は大丈夫なのかな…？

あとは、ボケ父が入っている老人ホームのホーム長さんに挨拶して帰ってきました。

そういう内容が濃くない総会で、どうなの？というのはありますが、

でも、どんなものか知っておいて良かったです。

たぶん、来年は行かない。