今度は夜間救急外来に駆け込んだ【中編】

夜中に全身に蕁麻疹を発症し、夜間救急外来に駆け込んだ件。続きです。

 

母に見送られ、タクシーに私ひとり乗り込みました。
持ち物は、お薬手帳と、保険証、診察券、財布。

 

タクシーで病院の夜間救急外来に着いたのは、夜明けの4時半頃でした。
不幸中の幸い、年明けの週末に自分が救急車でこの病院に運ばれているし、
ボケ父も2回も救急車で週末にここに来ているので、
どこが時間外の通用口か分かっている。
(あぁ、父娘で同じ事。。。ヤダわね~。)

 

そこに真っ直ぐ向かい、自動ドアが開かなかったので
ドア横のインターホンを鳴らし、開けてもらう。
守衛さんに事情を話すと、名簿に名前を書いて、
「救急」と大きく書かれた名札を渡され、それを首から下げて。
受付に行ってと言われる。

 

初めて、ボケ父の件でここに来た時は、
大きな広い病院だから、どこがどこだか分からず迷ったけれど
自分もお世話になり、その後通院もしている今では、目をつむってでも行ける。

 

照明が落ちてシーンとした院内を、すすすーっと足早に進むと
受付に薄明かりが灯っていて、宿直の男性職員が一人いた。

 

その男性は私に気付き、「さっき電話くれた人ですか?」と。
私は診察券を渡しながら、
「そうです。蕁麻疹で。。。ここに普段から通院してますけど、今日は全くの別件で。」

 

救急用の問診表を男性職員から渡され、
それに発症時間、現在の症状、服用している薬、既往歴、など記入したら
男性職員に、救急用の待合室に案内された。
あ~、前にも来たから見覚えある~。(^^;)

 

私が頭痛で救急車で運ばれた時は、3連休中の昼間で、インフルエンザの季節柄か
ものすごく救急外来が混んで人がいっぱいいた。

 

でも今は、平日の夜明け で、冬じゃないからか?
私以外は誰もいませんでした。

 

薄暗い中で座って少し待っていると、まずは看護婦さんがやってきて
私が記入した問診票に、更に詳しく聞き込みをしました。
直前に食べた物は何か、とか。今はどうとか。
それで、私の蕁麻疹を診て、「あー。本当に真っ赤ねー。」と。

 

看護婦さんが奥にいなくなって、また少し待っていると
「診療室」と書かれた小部屋に呼ばれて、中に入ると、
びっくりする程若い、子供みたいな顔をした女性の医師がいました。

 

えー!? こんな若くて大丈夫なの?

と正直思いましたけれど。

 




 

「本日の救急外来担当の、〇〇と申します。」
って、若い女医はニコリともせず、冷たい口調で言い放って、
虚勢を張っているように見えました。

 

医者って、女医よりも男の先生の方が、にこやかで優しい印象があります。
この女医に限らず、大抵、女医の方がツンケンして感じが悪いですから。
たぶん、若くて医師になりたての女性の医師というものは、
患者からナメられないように、わざと余計に強く出ているのだろうなぁ。

 

正直私も、その女医があまりに幼い顔をして体も小さく、
「頼りないなぁ。。。男のベテラン医師に診てもらいたいなぁ。」
と思ってしまいましたから。

 

その子供みたいな女医は、ひとしきり私に問診して、
蕁麻疹を見たり、心音を聞いたり、喉の奥も見たりして

 

「蕁麻疹というのは、原因を特定するのが難しいものなんですね。
多くは食物アレルギーによって発症しますが、
今回のあなたのように、アレルギーだと分かっている物を食べていなくても
発症することは多々ある。
日頃は食べていても大丈夫な物が、一時的にアレルギーを引き起こして、
なのにアレルギー検査をしても結果に出て来ないものなので。
アレルギー検査は不要でしょう。」と。

 

やっぱり。そうだとは思ったよ。。。
この原因が分からないというのが、対策の仕様が無く一番困ったものなんだけどね。

 

「一般的に蕁麻疹というのは、10日間~20日間も継続するのはよくある事です。
以前にアレグラを飲んですぐに蕁麻疹が治まったそうですが、
それはたまたま早い回復だったという事で、
今のように、(アレグラを)飲んでも症状が続いているというのは、
決して珍しい事では無いです。
 
今のところ蕁麻疹は、皮膚表面だけであって、呼吸は大丈夫なので。
眼球や、内臓に出て下痢を起こしているわけでもないので。
このまま経過観察でよいでしょう。痒み止めの塗り薬をお出しします。
あとは、早く痒みが引くように痒み止めの注射もできますが、
これは、やらなくても構わない措置です。どうしましょう?」 と。

 

で、ここは是非とも痒み止めの注射をお願いして、
また診療室から出て待合室で少し待っていたら、
看護婦さんが呼びに来て、少し歩いて別の措置室に入って
痒み止めの注射をしてもらいました。注射、全然痛くなかったよ!

 

こうして一通りの診察が終わったら、精算をしにまた受付に戻り

今度は受付の待合で待っていました。

しかし、このまますんなりと快方にむかわない私の身体。。。(^^;)
次に続きます。

お読み頂きありがとうございました。

↓ ついでにブログ村のクリックもして下さると嬉しいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村




お読み頂きありがとうございました。
↓ ついでにブログ村のクリックもして下さると嬉しいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

お一人様の闘病
ティー子をフォローする

過去記事ランダム


ひとりで楽しく、早期リタイアを夢見て

コメント

タイトルとURLをコピーしました