医療保護入院と、入院費に衣服レンタル代とオムツ代。。。

痴呆の父を初めての認知症診断に連れて行って、緊急入院するまでの母と私の長い一日を書いています。
前回の続き⇒認知症診断で、緊急入院へ

ちょっとチャラい、イケメンの認知症専門医から、父を入院させようと提案され、
母と私はやっと生きた心地がしました。
私がイケメン医へ、「本人が入院したくない!と言うかも。」と言ったら、
「医療保護入院にするから、本人の同意が無くても大丈夫。」との事。

医療保護入院?? 
なんだかよく分からないけど、父を預かってくれるなら何でもいいや。
とにかく、クリニックから離れた本院へ父を連れて行きさえすれば、
向こうで受け入れてくれるというのです。
イケメン医から本院へ全部話は通しておくからと、信じられないくらい簡単に話がつきました。

こうなったら、このチャンスを逃す手は無い。何が何でも、父を本院へ連れて行かなければ!
母と私は腹をくくりました。
その本院というのは、このクリニックから離れた場所で、駅から遠く、
車を持っていない我々にはとても不便な場所にありました。でもやるしかねぇ! 

 

そして、イケメン医から父へ、
「○○さん(父の名前)、認知症がとても良くない状態だから、
 大きな病院でもっと詳しく調べましょうね。今からそっちの病院に行って下さいね。」
とまずは本院へ行く事を話してくれ、医者が言えば父もあっさり同意。
絶対、母と私の言う事は聞かないのに。我々が女だからってバカにしてるんだなぁ。(怒)

 

医療保護入院が決まったら、先ほどの父に認知症検査をしてくれた若い女性の相談員が入院についての説明をしてくれるというので、また待合室で待たされました。

もう昼近かったのと、この先、全てが終わるまで食事を取っている時間は無いと思い、
これからの山場に向けて何か食べておかないと体力が持たないな、と、
私はクリニックのビルを飛び出ていって、コンビニへ走り、
サンドイッチとパン、お茶を3人分買って、また戻りました。

 

そして間もなく、相談員からの説明が始まり、
父には買ってきたお茶と菓子パンを食べながら待合室で待っていてもらいました。
(父抜きで説明を受けた。)

相談員からは、これから向かう本院についての説明や、色々な同意書に署名をしました。
それから、費用についても。

 




 

入院費と食事代は、父は後期高齢者で保険が1割負担なのもあって、

まぁ、なんとかなりそうな額でした。確定申告で医療費控除すれば少し戻ってくるし。

しかし、ホっとしたのもつかの間。
入院にあたって、衣服は病院が上から下まで管理するので、レンタルするのでした。
日中着+ベストと、寝間着。それに下着、靴下。毎日取り換えます。それが1日¥1,800

1ヶ月で¥54,000 この費用が重いです。。。

冷暖房完備の病室にずっといるのだから、下着はともかく、
日中着+ベストも、寝間着も、毎日全部取り換えなくても良いんでないの? 
と思うのですが仕方ないですよね。病院のシステムに従わなければ。

 

それから、父は今は自分でトイレに行けるので大丈夫ですが、
(必ず便器と床に小便をひっかけて汚しますけど)
仮にオムツを使用するようになると、オムツの実費が請求されるという事でした。
その病院だと月に約6万円!という見積もりでした。高~~!
介護貧乏って、まさにこの事。。。

 

オムツを使う程衰えるとお金がかかるし、かといって使わないで済む状態というのは、
まだまだ元気で介護地獄の先は長いという事で、どっちもジレンマ地獄ですね。

 

相談員から一通りの説明を受けて、待合室に戻ると、
父は渡しておいた菓子パンの包みとお茶のペットボトルの空ゴミを
室内の変な場所に隠して知らんぷりしていました。

こういうところやっぱボケてるね。




 

それからお会計して、これも混んでいて結構待たされました。

父は疲れたのか飽きたのか眠そうにしていたので、「帰る」と言い出さないように、
ここからが正念場で、お昼なんて休んでいる暇なく、遠く離れた本院までスピード勝負。
速やかに入院先の本院へ移動させなければなりません。

サンドイッチやパンを、電車の待ち時間に駅のホームで皆で食べました。

これから長丁場になるので、お腹に物を入れておいて正解でした。
そしてこれが、家族3人揃って食べる最後の食事になるでしょう。

 

医療保護入院が決まった、クリニックの本院まで、最寄駅まで電車で移動して、
そこからタクシーでしばらく移動しました。
我々の土地勘の無い場所で、車が無いと行けない不便な所だったけれど、
うちは誰も運転できないから。。。
でも、父を預ける為なら何でもやったるで! 
母と私、かつてないぐらいギラギラと眼が燃えていましたね。

 

 

 

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