母が、認知症で老人ホームに入居しているボケ父の所へ面会に行ってきました。
私が病気したりしたから、年末以来、年が明けて初めてです。
ボケ父は、残念なことにとても元気だったと。
今までは、面会に行く度に、
車イスになってたり、箸が持てなくなっていたり、
ボケ度が進んでいたので、
Xデーは近いか!?
と母と私、期待が膨らんでいたのですが、
今回ボケ父は、たいそうしっかりしてたらしいです。
年明け前にボケ父は、
要介護2から要介護4に上がっているのですが、
その真相として、調査員が面談で次々に質問して、
認知症の年寄り相手なのに、考えたりする時間を待ってくれなかったそうです。
それで、ボケ父はほとんどの質問に答える事ができず、
実態よりも重い介護認定になってしまった経緯があります。
参照記事⇒ボケ父、要介護4の真相
それで母が、また今度ボケ父が面談する時の練習に、
調査員みたいにボケ父に色々と質問してみたら、
ボケ父は、しっかりとした口調でスラスラと話したというのです。
まぁ、中身は全くのデタラメばっかりなのだけど。
笑っちゃうのが、
ボケ父は現在36歳!(私より若い)
子供は3人いるんだって。
(私は一人っ子だよ。残りの2人はどこから来たんだ!?)
(私は一人っ子だよ。残りの2人はどこから来たんだ!?)
で、子供の名前は、「ティー子」と私の名前は言えたけれど
他の存在しない子の名前は、言えなかったと。(そりゃそうだ。)
だけど、男の子がいるんだってさ。(そいつと介護費用の分担したいよ!)
現住所を、○○郡△△ って、一番長く暮らした自宅じゃなくて
生まれ故郷の雪国の住所を言っていたと。
そこなんか、中学までしか居なかったのに。
はぁ~あ。なんか本当にもう、おめでたいよね。
年齢を若く言うにしても、60歳、50歳と言うのならまだ分かるけれど、
36歳って、図々し過ぎる!
これって、単に年齢を忘れたという事だけでなく、
自分が車イス乗ってる意味も分かっていないという事だ。
年取って、自分じゃ体が動けなくなって車イス乗ってるんだから
自分の年齢が分からなくても、36歳なんて若い年齢はありえないのに。
あまりにも何も見えてなさ過ぎる!
まぁ、だから認知症なんだけれど。
母の話だと、当面、ボケ父の葬式は無さそうで。
私はそれを聞いて、がっくりきています。
平均寿命まで生きる気か!?
ほんともう、母と私に楽をさせてよ!
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