ボケ父の怨霊が、確実に家に来ていた

認知症のボケ父は、現在老人ホームに入居しており、自宅には居ないのですが、

その老人ホームにいるボケ父が、怨霊？悪霊？生霊？に姿を変えて、
成人の日の３連休に家に来ていたのですよ！
気のせいとかじゃなくて、確実に！

実は正月の間、私は風邪とかひいているワケでも無いのに、
ものすごい疲労感で体が重く、全身が痛く、体調が悪く、
ずっと寝たり、栄養剤を飲んで休息してもなかなか回復しなかったので、

この時も怪しいなとは思っていたのですけれど。
まだボケ父の仕業とは確信を持てていませんでした。

しかし、成人の日に繋がる３連休は、
確実にボケ父の気配が家の中にあり、ボケ父が怨霊、悪霊、生霊となって
私と母に嫌がらせをする為に、家に来ていると確信しました。

私は、土曜にやはり正月と同じく、強い疲労感と体の重さと、全身の痛みがあり
この日は鍼治療の日で、鍼と筋膜療法というマッサージのような施術を受けたのですが、
鍼の先生に、「全身の筋肉がものすごく硬くなっている。どうかしましたか？」
と言われました。

それで、いつもより多い本数の鍼を打ったのだけど、あまり回復せず。
普段は、施術を受けると、いくらかは体がほぐれ効果を感じるものですが、
この日は全く効果を感じられなかったのです。

こんな体になっちゃって、私ももうおしまいだな、死ぬしかねーのかな？
と思っていたら、その土曜の夜。

深夜0時を回った頃、気が付くと家中に、
ンゴーー！　ンゴゴゴゴーー！
と不快な音が、大音量で鳴り響いている。
これは、ボケ父が在宅の頃、いつもたてていたイビキの音だ！

そして案の定、そのボケ父のイビキの音は、
昨年全面リフォームを終えた旧ボケ父の部屋から聞こえてきます。
誰も居ないはずなのに。

母が寝ている部屋は、ボケ父の部屋と反対方向にあるのだけど、
一応、母の部屋の戸を開けて確認してみても、母はイビキをかいていません。

隣の家の住人のイビキが聞こえるんじゃないかって？
いいえ、うちは気密性の高い鉄筋コンクリのマンションだし、
季節は冬で、隣の家も、私の家も、窓は閉めているので
夏じゃあるまいし、イビキの音が聞こえてくるはずがありません。

そんでもって、イビキの音が止んだと思ったら、
今度は、ズリ。。。ズリ。。。ズリ。。。と、私の部屋の前を通って、
摺り足でトイレに行く足音。

でまたしばらくすると、
ンゴーー！　ンゴゴゴゴーー！　とイビキの大音量が。
その繰り返しでした。

それで、ボケ父が家に来ていると分かって、
母の膀胱炎も、私の全身の疲労感と体の痛みも、
ボケ父の仕業によるものだと確信したのでした。

私は、ボケ父のたてるイビキの音も、夜中にトイレに行く摺り足の音も、
昔から大嫌いだったし、うるさくて迷惑をしていたので、
腹が立って、布団の中で、
「うるせぇ、クソ野郎！　ここに来るんじゃねぇ！　老人ホームに帰りやがれ！
　でなきゃ早く死ね！　シネシネシネシネ。。。！」

と、ボケ父の怨霊、悪霊、生霊？　何だかよく分からないけれど、
それらを退散させるべく、一晩中、念を送り戦い続けていました。

こういうのが、次の日曜の晩も続き、
明けた成人の日の、月曜。

嘘みたいに家の空気が違って、軽くすっきりとしていて。
照明とか天気とか、そういう問題じゃなく、家の中が明るくなっていたのを感じました。
そして、私の体の痛みもいくらか良い。。。
母の膀胱炎もあっという間に良くなったし。

私が念を送って戦った甲斐があったのかどうか？
それともボケ父が自主的に老人ホームへ帰ったのかどうかは知らないけれど、
ボケ父の怨霊、悪霊、生霊が家から居なくなっているのが分かりました。

ほんっとにボケ父には腹が立つ。
せっかくの三連休に、こうやって災いを持って来て、人を苦しめる。

ボケ父は、怨霊、悪霊、生霊となって、我が家にやって来るのだけど、
逆に、私が怨霊、悪霊、生霊となって、ボケ父の元へ行き、
ボケ父の息の根を止める方法は無いものだろうか？

母の地元の古い言い伝え。
主が居なくなった物を早々に処分をすると、まだ念が残っていて、
怨みをかって災いが起こる。。。

ボケ父の部屋を、完全リフォームして消滅させたのを、ボケ父は根に持っているのだろう。
しかし母と私は、１年半の時間を空けた。それでもまだ不足だというのか！？
あの、ボケ父の小便の臭いが染み込んで取れない家中漂う悪臭の中で、
私達にずっと暮らしていろと言うのか？
そんなのおかしい！　逆恨みもいいとこだ！

老人ホームの連帯債務者になって、テレビレンタル代も、オムツ代も払ってやってるのに！
こうなったら、テレビレンタルやめてやるぞ！
ボケ父、ふざけんな！