ボケ父の遺骨完成

ボケ父の遺体を炉に入れて、1時間半程待ちます。

別の控室には、次の時間帯の火葬のご遺族達が集まっており、
そちらはお坊さんも来ており、かなり大所帯でした。

1時間半経って、葬儀屋さんが呼びに控室にきました。
もうこの控室には戻って来れないので、
荷物は全部持って控室を出るように言われました。

そして、1階の用意された部屋に案内されますと
ボケ父の遺骨が焼きあがっていて、ほとんど粉々。
高齢で骨が細くなっていたからか? 
火葬炉の性能が良過ぎて温度が高くてこうなったのかは分かりませんが、

どこのどの部位かも分からないぐらいに骨は粉々で、
頭蓋骨や骨盤など大きな骨も素人の私にはよく分からない程、粉々。

火葬場のスタッフさんの司会進行の下、お骨を拾い、骨壺に収納してもらいました。
火葬場のスタッフさんは、喉ぼとけの骨を見つけて
お釈迦様の座禅の形とか説明してくれました。

葬儀屋さんが用意した骨壺は、これまた上品なカバーがついていて
立派でしたけれど、ちょっと大き過ぎてね。
骨なんかちょっとしか入っていないのに、骨壺が随分大きくて。重いし。
持って歩くの大変で、すぐにお寺に預ける段取りをつけておいて良かったです。

これで、火葬が全部終了したので、母と私、ロビーへ出されて。

2日間、お世話になった葬儀屋さんも、これにて任務終了。
気を付けてお帰り下さいね。という事で、さっさと帰って行きました。

プランに含まれていた、白木位牌とか、後飾り一式などは、
自宅には飾らないので、葬儀屋さんに持って帰ってもらいました。
この後すぐに納骨(夢に見た即納!)ですし、家では祭壇を飾らないので。
遺影があるので、家ではそれで十分です。故人も信心深く無かったので。

サービスが良くて優しい葬儀屋さんで、本当にありがたかったです。
安くても、遜色無い立派な、立派過ぎる火葬式ができました。
母と私、とても満足です。

ここまで、厳かな気持ちにはなったけれど、全然悲しくありません。
ボケ父の火葬式を、私が自分で一から手配して行った達成感がありました。
結婚と子育ての経験は無いけれど、親一人を弔って経験値が上がったぞ!
エライぞ、私!

私の友人は、類は友を呼ぶというか、皆独身で子供もいない女性ばかりで
皆さんご両親健在なので、私がいち早くボケ父を弔う経験をし、
まだ誰にもボケ父の訃報をお知らせしていないのだけど、
なぜか私は一人でドヤ顔なのでした。
皆は、兄弟姉妹がいるから役割分担してできるけれど、
私は一人っ子だから、全部一人でやったんだゾ!

さて、火葬場の玄関口に、どデカい骨壺と一緒に残された母と私。
これから、納骨してくれるお寺に、ボケ父の遺骨を持ち込みます。

(次はお寺に遺骨の持ち込み)

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ボケ父臨終
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