ボケ父臨終に伴っての公的手続きで残っているのは、
あとは自宅の名義変更、つまり相続登記だけになりました。
我が家は相続人は、母と一人っ子の私だけなので、
相続登記自体は単純明快なので、最初は私が自分でやろうと思いましたが、
自分でコツコツ調べながら進めていくうちに、
どうしても、マンションの共有部分である集会所やポンプ室などの申請が
大体は分かるけれども、これが完全に正しいかは自信が持てず、
かといって、行政でやっている登記手続きの無料相談コーナーや、
法務局に出向いて質問しに行くのも、今はコロナで事前予約制だったりで
何かと面倒くさく、
私も在宅勤務中とはいえ、週に半分は通勤出社しているし、フルタイム勤務なので
なかなか平日に時間をとって何度も足を運ぶのは難しいので、
結局、司法書士の力を借りる事にしました。
でも世間を知るという意味で勉強にはなりましたョ！
登録免許税は、法務局に払う払う税金なので、どこの司法書士に頼んでも同じなので、
司法書士の取り分である代行手数料＝報酬額の安いところを、
これまた夜な夜な調べに調べまくって、
近隣では一番安いと思われる司法書士事務所を探し出しました。
司法書士事務所のホームページは沢山あるけれど、
報酬額を開示していない所も結構あって、それが一番知りたい大事な情報なのに、
なんでそこを開示しないんだろ？と怒りすら感じたり。。。
報酬額が分からなければ、頼みたいものも頼めないじゃんね！（怒！）
ボケ父臨終以来、葬儀会社とか納骨のお寺とか、安くて且つ条件が合致するところを求めて
ネットでシラミ潰しに調べまくる案件が続きました。。。
ネットで検索って、簡単で楽なように思えて結構大変なんですよね。
膨大な情報の中から、一つ一つHPを開いて読んで必要な情報を探し出さないといけないから。
貴重な余暇時間の消耗です。
もうこういう事は、これで最後にしたい！
まぁ、それで見つけたのが隣街のとある司法書士事務所で、
報酬額が安ければ、口コミもとても良く、
メールを送ってコンタクトを取り、相続登記の申込みをしに訪問しました。
メールや、実際に事務所を訪れてみて、口コミほど感じが良くなく
「あれ？」とは思いましたが
ボケ父の出生から死亡までの戸籍謄本や、印鑑証明など、登記に必要な役所書類を
私が申込み時に全て揃えて、司法書士事務所へ持ち込んだ事で、
司法書士側の手間と時間が省けたので
司法書士の取り分である代行手数料を、
ホームページの記載価格より値下げしてくれました！
私が調べた限りでは、そこの司法書士事務所が一番安かったので
更に値下げで安くなって良かったです！
口コミが良いというのは、こういうところか！
結局はカネだよね。安くやってくれるかどうかだよ。
司法書士の愛想が良いかどうかとか、
HPのプロフィール写真が詐欺だとかどうかは関係ねぇ！
という事で、その場で司法書士事務所に登記手続きの依頼をしてきて、
役所書類もそのまま預けてきましたら、
すぐ翌々日には、登記に必要な書類 遺産分割協議書を作成して自宅に送って下さり、
私は母と二人で、署名したり実印を押したりして、また司法書士事務所へ返送しました。
実印は、ボケ父が４年前に老人ホームに入居するにあたって、
私がボケ父の連帯保証人および連帯債務者になる為に、
契約書類に実印が必要だという事で、急いで作って印鑑登録したものです。
あの時に作った実印が、またここで出番があるとは！
あとは、司法書士が近日中に法務局へ登記申請をしてきてくれます。
やっぱり、その道のプロに頼むと早いですね。
お金はかかるけれど、安くしてくれたし。
費用対効果を考えると、自分でやるよりも良かったです。
今までは、ボケ父の老人ホーム代だとか、テレビレンタル代だとか、
オムツ代にお金を払ってきて、
生活費を出し渋って家計に協力しなかったくせに！と、納得できないでいたけれど、
こういうのが（手間と時間を省く為に、司法書士を使う事）、
生きたお金を使い方だと思いました。
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