ボケ父の火葬が終わって、葬儀屋さんとも別れたのが11時過ぎだったでしょうか。
骨壺を風呂敷で包んで、それを大きなナイロンのエコバックに入れて
私が肩に背負い込みました。
次は、遺骨を納骨するお寺に預けに行きます。
一気に全部、片付けてしまうのだ!
火葬場からタクシーを呼んで駅へ移動。
お寺に遺骨を持ち込む予約時間までは、少し時間がありましたので、
お寺のある駅の途中の、大きい駅で下車して、
遺骨を一旦、駅のコインロッカーに預けて、お昼ご飯を食べました。
本当に、大きな骨壺とケースでしたので、重くて、
コインロッカーに預けないと無理でした。
お昼を食べて少しゆっくりしてから、また駅で骨壺をロッカーから出し、
電車で移動して、お寺の最寄り駅で下りました。
ボケ父の遺骨については、以前から母と私の意向で
火葬後は自宅へ持ち帰らずに、すぐに納骨をしたいと強く思っていました。
ボケ父VS母と私、元々の40年に及ぶ確執に加えて、
我が家には仏壇なんて無いし、骨壺を家に置いておきたくなんかないし、
私は車を持っていないので、この大きな骨壺を、肩に背負って何度も持ち運ぶのは大変だし
後日、あらためて納骨の儀をするなんて労力は使いたくなかった。
なので、火葬後は遺骨を自宅に持ち帰らず、すぐに納骨をする=即納(母と私の造語)を
強く希望しており、叶えてくれるお寺を見つけ出しました。
普通の温かいご家庭なら、故人に対してそう思うなんて信じられない事でしょうが、
残念ながら、これが我が家なのです。
ボケ父は、永代供養の合祀墓に納骨されます。
うちは先祖代々のお墓は無いですし、
ボケ父は生前は自分の墓の事なんてな~んも考えていなかったし
私は一人っ子で、独身で、子供を産まなかったので、
この家は私の代で終わりですから、お墓を継ぐ人なんていませんので、
永代供養の合祀墓に納骨するのが一番良いのです。
ボケ父の遺骨を納骨してくれるお寺は、立派なお寺で、永代供養の合祀墓もとても立派。
ボケ父の生前の振る舞いを考えると、その価値も無いぐらいほど、もったいないぐらいです。
私は当初、お寺の窓口か何かがあって、そこに遺骨を持ち込んで、
申込用紙か何かを書いて、事務員さんにお金を払って「よろしくお願いします。」と、
骨壺を預けてすぐに帰ってくるのを予想していたのですが、
住職直々に出迎えて下さり、「お暑いので中へどうぞ」と通され、
冷たいお茶を出して頂き、恐縮でした。。。(汗) 早く帰りたいんだけどな。
まぁ、そこで申込用紙を書いて、お金を払って、(僅か数万円!)
住職様としばらくお話をして、遺骨をお願いして帰ってきました。
この時、住職に確認したのですが、
ボケ父が臨終したのは7月上旬。新盆は今年の8月になるのか? という母と私の疑問。
それは、8月のお盆は49日に達していないので、今年のお盆は何も無く、
新盆は来年にあたる、との事でした。そっか、納得。
納骨は、その場ではしてくれないのですけれど、
後日、お寺が頃合いを見て納骨しておいてくれ、納骨証明書を送ってくれます。
納骨も立ち会ってやってもらう場合は、普通に高いお金がかかります。
お寺におまかせプランだから、安いの。
その場での住職の話ですと、7月下旬には納骨できると言っていましたが
(遺骨を持ち込んだのは7月上旬)
実際は、すぐ翌週に納骨をして下さり、納骨証明書を送って下さいました。
それから、遺骨を預けるだけで、その場でお経は読んでくれません。
納骨料以外の、お布施を払えば読経して貰えると思います。
でも、遺骨は本堂のご本尊の前に住職が置いていたので、
朝晩のお勤め時に、読経してもらえたと思います。
実は、ボケ父臨終から今日現在まで一度も、お経を聞いていないです。
でも、本人が全然信心深くなかったしさ。
家に生活費を入れず、面倒な事から全て逃げて、自分勝手に生きた男よ。
老人ホームに入れてもらえて、無縁仏にならないで、ちゃんと火葬して
立派な合祀墓に納骨してもらえるだけ良いじゃないの!
上出来、上出来!
というワケで、火葬後は、母と私の念願だった“即納”をしてきたので
あとは身軽に手ぶらで家に帰ってきましたとさ!
ボケ父を納骨してもらったお寺、良いお寺だったなぁ~。
母も私も、死後はそこに入りたいぐらいだったけど、ボケ父が先に入っちゃったから。
ボケ父とは絶対に、同じ墓には入りたくないので、
母と私のお墓は、別のもっと良い所を探します!(爆!)
はぁ~、これで火葬と納骨の大仕事が終わったど!!
ここまで、ボケ父臨終の日と、中1日置いて2日間の出来事でした。
長らくお付き合い下さりありがとうございました。
ボケ父臨終シリーズは、死後手続き、入院費のまとめなどまだ書く事あります。
あと少し続きます。
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