7月に臨終したボケ父の、高額療養費の支給があるらしく
役所からその通知書と申請書が届きました。
高額療養費の対象となるのは、6月診療分の医療費で、
確かに6月は、ボケ父は1ヶ月丸々全部入院していましたので、
まぁ、そうなるだろうなぁと。
私も自分でおおよその計算をしていて、ボケ父の6月の入院費は、
高額療養費の対象になるかならないか、のギリギリの金額でしたので、
役所の算出でも、¥1,000 程度の戻り金額でした。
¥1,000 でもちゃんと申請して、返してもらいますよ。
しかしね~。高額療養費の通知を読んで、役所の仕事ぶりに唖然としましたよ!
これが公務員のする仕事なのね~ってね。
というのも、高額療養費の申請書に、振込み先口座などを記入して役所に返送するのですが、
“被保険者本人が亡くなっている場合は、(うちで言うと亡きボケ父)
別の申請書類を送付しますので、役所までお電話下さい。”
と書いてあったのです!
は!? バカじゃないの!? これが公務員のする仕事!?
なんでこんなに私が唖然としているのかというと、
この高額療養費の通知書を送ってきた役所の保健課は、
既に、ボケ父が死去したという情報を把握しているからです。
私が住んでいる役所の保健課からは、このボケ父の高額療養費の通知書の1ヶ月も前に、
ボケ父が死亡した事による後期高齢者医療保険の清算で、
納め過ぎた分を返金するという事で、同じ保健課が通知を送ってきているのですよ。
私も送られてきたその書類でもって、即、清算手続きをしています。
それなのに、”被保険者本人が亡くなっている場合は~”
なんて今度はそれを知らないふりして薄らとぼけて、バカじゃないの?
被保険者本人が亡くなっている情報を、保健課はとっくに知っているんだから、
最初から、それ用の申請書を送付してくればいいだけの事なのです。
保健課にとっても、住民にとっても、何をこんな二度手間な事をさせるのだろうと。
その発想が不思議でならないです。
やっぱ役所って、競合他社があるわけじゃないから、ゆる~く仕事してんだわ。
と思っちゃうよね。
「役所の人達は、真面目に一生懸命働いています!」て擁護するのもあるかも知れないけれど
そうじゃないんだよね。
自分たちの仕事の効率性の為にも、改善していってくれなきゃ。
高額療養費の通知書を発送する前に、本人の死亡情報を見る。
今はシステム化されているでしょ?
システムにそれが載るようにするとか。
そういう事やらないで、情報を持っているくせに半端な状態で書類を発送して、
それで住民から電話がかかってきて、仕事の手を止めて電話に応対して、
「はい、もう1回ちゃんとした書類を送り直します~。」
で、また紙と送料かけて送る、と。私もその書類が届くまで待たないといけない。
そういうのがムダなのよ。そこに経費も賃金も時間も発生しているワケで、税金なのよ!
こんな二度手間な仕事するより、もっと大事な仕事に時間を割いて欲しいのよ。
同じような対応を私が会社でやったら、
すぐ内部外部から指摘されて、上司からメチャ怒られるわ。
それが無いのがお役所なのね。甘いよ。
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