正直、サンタを信じている子供が気持ち悪い

表題の件。
幼稚園とかの子はいいのだけれど、
小学校高学年とか、中学生にもなって、本気でサンタを信じている子供が、
なんか、光市母子殺害事件の『ドラえもんが何とかしてくれると思った』
を彷彿させて、私は気持ちが悪いです。

サンタが、お父さんお母さんだと知った上で、「サンタはいるよ」とか言うのなら分かるけれど。
それか、本当は知っているけれど、サンタがいると信じているフリをしていれば
プレゼントを貰えるからと、そういう小賢しいことを考えているガキも憎たらしいが理解できる。

でも、ある程度の年齢がいった子供で、いまだに純粋にサンタを信じているとか言われると
逆に気持ち悪さを感じてしまうのです。

まぁ、こういう事を思ってしまうのは、
私がすっかり心の汚い大人になってしまったのと、
独身で子供がいなく、また、一人っ子なので甥っ子姪っ子もいなく
自分が子供に関わっていないからかも知れません。

でも私は、子供の頃、ちょうど物心ついた時に、世間で『We Are The World』の歌が流行って
チャリティーとかユニセフとか、テレビでアフリカの飢餓問題を取り上げていたので
「サンタさんは、どうしてアフリカの子供にご馳走をプレゼントしてあげないの?」
と、そこで自分でおとぎ話だと気が付きましたね。

だから、いい歳してサンタを信じている子供って、逆に想像力が貧困なんじゃないの!?
海にスーパーのお魚の切り身が、まんま泳いでいると思っているような、
言われただけの事を何も自分で考えて理解しようとせず、まんま飲み込んでいるような、
自分に都合の良い事しか考えが及ばない、
そんな子供に育っているような気がしてならないのです。

母の友達のお孫さんが、中学1年の、13歳の男の子なのですけれど、
サンタをまだ本気で信じていると、ドヤ顔で語っていたそうで
うへ~(嫌悪感)と背筋がゾッとした次第です。

ちなみにその子、お受験で進学塾通ってるって。
ついでに言うと、まだお母さんと一緒にお風呂入ってるって。

だから、もうある程度大きいのに、サンタを信じてる子供って、
ドラえもんも同時に信じていていそうで、
光市母子殺害事件の『ドラえもんが何とかしてくれると思った』とか言いそうで
気持ち悪いのです。

一方で、サンタの捉え方として素晴らしいなと思ったのが、
親しくしていたアメリカ人女性が、クリスマスパーティーに呼んで持て成してくれて、
「クリスマスとは、喜びを分かち合う事。だから、私があなたのサンタクロース。
 そして私に喜びを与えてくれるあなたも、サンタクロースなのよ。」
と教えてくれた事。

なんか、“私もサザエさん、あなたもサザエさん”て歌があったわね。
そんな感じ?
自分が、誰かのサンタになりましょうという、発想が素晴らしいです。
これこそがクリスマスの精神なのでしょう。

そしてまたある時は、別のアメリカ人のお嬢さんが、当時まだ6歳だったのだけれど
「I’m your SANTA…」と恥ずかしそうに、
ラッピングされた小さなクッキーを差し出して、ギューっとハグしてくれました。
なんて天使!!!

これだよ、これ!
これがホントのサンタなのだよ!
分かったか、日本のクソガキ!

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