前回の続きです。⇒ その1
認知症の検査をするのが、とても若い、『相談員』と名乗る女性だったので
検査をするのは、医者や看護婦さんじゃないんだ。。。と少々意外でした。
しかし、こういう専門職に就く女性というのは、
若いのにしっかりしているものだなと感心もしました。(私と全然違いますね。。。)
その認知症の検査では、父は今日の日付を聞かれ、「分かりません。」と答えられずに、
私は心の中でガッツポーズ。
ただ実際は、父の見える所に母と並んで座っており、
母も私も、父が何と答えても微動だにせずじっとして下を向いていました。
私は心の中でガッツポーズ。
ただ実際は、父の見える所に母と並んで座っており、
母も私も、父が何と答えても微動だにせずじっとして下を向いていました。
日付が分からなく、「それでは何曜日か分かりますか?」と尋ねられても、
「分かりません。」だって。
前日まで、『検査は金曜日だよね?』って言ってたのに。。。
目の前の壁に、大きなカレンダーがぶら下がっているのに。。。
クリニックでは、生年月日ではなく、自分が今何歳かを尋ねられたけれど、
それも「分かりません」って。
「では、大体何歳ぐらいかは分かりますか?」の問いにも、
「分かりません。」って答えていました。
生年月日が言えなくなっているのは、
この間、救急車で搬送された時に判明していたけれど、
年齢も分からなくなっていたのには、
痴呆がここまで進んでいたのかと、ちょっと衝撃でしたね。。。
更に、今の季節を「冬」って答えるわ、(GW明けでした。)
このクリニックは何階にあるでしょうか?って質問も、
雑居ビルをエレベーターで昇ってきたのに、「1階」だって。
雑居ビルをエレベーターで昇ってきたのに、「1階」だって。
それから、簡単な引算もできなかったし、検査はボロボロなのは素人の私にも分かりました。
最初は、父のボケっぷりが露呈した事に内心、安心したものの、
質問が進むにつれ、あまりにも父がまともに答えられなくて、
こんなに何もかも分からなくなっている者を、
「普通の人」として(本当はそうじゃないのに)扱って、生活を共にしていた事に
恐ろしさを感じました。
今まで、何も事故が起きなくて良かった。。。
質問が進むにつれ、あまりにも父がまともに答えられなくて、
こんなに何もかも分からなくなっている者を、
「普通の人」として(本当はそうじゃないのに)扱って、生活を共にしていた事に
恐ろしさを感じました。
今まで、何も事故が起きなくて良かった。。。
相談員による認知症検査の後は、また待合室に戻り待ちました。
ここからが長く、待たされましたね。。。
途中で父が飽きてじっとしていられなくなり、そわそわし出して
帰る!とか言うんじゃないかと、私と母は、冷や冷や。
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