頭がお花畑の産業医

会社でストレスチェックが実施されました。
従業員が50人以上いる会社は、ストレスチェックを年に1回やる事が労働安全衛生法で義務付けられているそうです。

ストレスチェックというのは、専門機関が用意した自己申告制のアンケート用紙みたいなもので、
質問に答えていってそれを点数化し、高得点だとストレス過多とされ、
会社が契約する産業医と面談する事ができます。

ストレスチェックを受ける事は義務ですが、
産業医の面談を、受ける受けないは個人の自由です。

私は去年のこの時季、筋緊張性頭痛で倒れて救急車で運ばれて、
寝たきり生活になって会社を休職していたので、ストレスチェックは受けませんでした。

そして今年、ストレスチェックを受けた結果。
ストレスは自覚してますからね~。
点数が高得点で、産業医の面談対象になってしまいましたが、
面談は希望せず、しない事にしました。

というのも、去年は休職でストレスチェックを受けていないですが、
その前の一昨年、初めてやった会社のストレスチェックで、
点数が産業医の面談対象になったので、面談をしてもらったのですよ。

その当時は、ボケ父がまだ在宅で一番大変な時でした。
母が介護鬱になっちゃって激痩せをし、
私はボケ父と会社のストレスで、心臓をやられて手術したのもあって、
藁にも縋る思いで、産業医の面談を受けたのですけれど。。。

なーんも役にも参考にもなりませんでしたね。

カウンセリングって、話すだけで気持ちが楽になる、ってよく言うけれど、
セレブな産業医と私とは、住む世界が違うんだなーって
それを見せつけられただけで、なんも楽になんかなりませんでしたよ。

むしろ、しょーもない話を産業医がベラベラ喋っているのを私が聞くだけで、
ムダに疲れただけでした。
人の話を聞くのって、それだけ疲れて労力を使うじゃない? 

うちの会社の産業医は、40代の、医者っぽくない若い頃の石田純一みたいなオシャレな男で、
白衣は着ておらず、カジュアルな服装で会社にやってきます。
ぜんぜん、威圧的ではなく、とても人当たりが良い。
だけど、話し方は優しいけれど、中身が何にも無さすぎて、あまりにも人をおちょくり過ぎていた。

私が、ストレスが原因で、実際に心臓の手術を受けていて健康に及ぼしている、
認知症のボケ父の在宅介護で、母も介護鬱になって倒れる寸前で、もう苦しい、と話したら、

「だったら、ティー子さんも鬱病になっちゃえばいいんですよ!
そんでもって、メンタルクリニックで診断書をもらって、1年間会社を休職して。
休職すれば傷病手当金が出るから、そのお金でハワイに行ってしばらく暮らせば
鬱病なんて治っちゃいますからね! ハワイは良い所ですよ~。」

って。本当に産業医からそう言われたんです! 頭がお花畑でしょ?
これを言われて、あ、産業医なんて話すだけムダだな、って思いました。

言われたとおり私がハワイ行って、当時在宅で、認知症診断にも行ってくれなかったボケ父はどうするんだ? ボケ父と家に残された母はどうなるんだ?

こんな適当な事言って報酬得てるなんて、産業医っていい職業だなぁ。

だから、私はもう産業医の面談を受けるのはやめました。
ストレスがあるのは重々に自覚しているので、
あとは自分で、有休取ったり療養して対処していくしかないと。
ボケ父はその後、無事に老人ホームに入れたしね。

ハワイで暮らせば万事解決!って、根っからのセレブのボンボンの発想ですよね。

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コメント

  1. まーと より:

    本当に産業医の先生は頭の中がお花畑ですね。。T子さんまで鬱になったら、ハワイにいくどころか去年起きた、お国の事務官の家みたいになって事件も起きかねませんよ(怒)

    普通、T子さんを労って、T子さんやT子さんのママの負担が軽くなりそうな所を紹介したりするもんだろ⁈と感じました。
    そんなセレブ医者じゃなくて、信頼のある高橋幸枝先生みたいな方ならいいのに。

    あと、介護鬱という言葉を久々に聞きました。世話する方が参っちゃう場合ってありますよね(ジャズシンガーの綾戸智恵も介護が大変な時期があったし)

    • ティー子 より:

      まーと様
      うちの産業医は元々セレブのボンボンらしいので、もう発想が庶民の感覚じゃなくなってるのだと思います。
      介護鬱は、侮ってはいけませんよ~。本当、世話する方の命が削られていきますから。

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