コロナ禍で母が老け込んでしまった

コロナ禍にある世界中の誰もがそうであると思いますが、
コロナで色々な事が制限され、またコロナ感染の不安にさらされ、
明らかに、コロナ前と今では、日々の自由度も、楽しみも違って
生活に張合いがなく、つまらない鬱々とした日々を過ごしているかと思います。

私もそうで、社畜の日々から束の間の現実逃避する為の、旅行や、
コンサートや、友人とのかなり背伸びをした贅沢の食事会。
それらができなくなって、気持ちが塞ぎ込む一方で、

逆に、そういう事にお金を使う事ができなくなり、
お金が貯まっていくラッキーな喜びもあります。

旅行したい、遠くに行きたい。でもそれができない。
だからお金が貯まっていく。早期リタイアの夢が近付く。
こんな状況下でも、悪い事ばかりじゃないな。

そう思う事で、私は何とか、塞ぎ込まずにバランスが取れているかなと感じています。

しかしですね、同居する後期高齢者の母は、
明らかに、この1年、モチベーションが低下しているし
生活に楽しみや張り合いが無くなって、
心身共に、ガクっと衰えた感じがします。。。

母は、シニア向けの体操教室が趣味の一つで、とても張り切って参加していたけれど、
1回目の緊急事態宣言の時は、何ヶ月も中止だったし、
やっち再開したと思ったら、いくらも経たないうちに、
また2回目の東京都の緊急事態宣言によって、体操教室が当面中止になってしまって
体操で体を動かさなくなって(自分で家ではやらない。)
すっかり体がなまって、体力が落ちてしまい、
歩くのも随分遅くなったし、距離も短くなってしまった。

あとは、母も旅行大好き人間で(一人では行かない)
私にくっついて、ここ数年は京都にハマっていたし、

仲良くしている親戚に会いに行くのを楽しみにしていたところで
コロナが拡大して、東京から田舎町になんて行けなくなってしまった。

気分転換に、東京都内の山のほうとか紅葉を見に連れて行ったけれど
そんなの、気休めにもならないらしい。(苦笑)

とにかく、張り合いや楽しみがなくなって、
気弱になっているし、前向きな気分になれないらしい。

当然ながら、母は仕事は引退しており(主婦業はしているが)、
常に家にいる生活はコロナ前からしているので、

私と違って、
在宅勤務になってラッキー! とか、
お金使わなくて貯まってラッキー! みたいな、
コロナによる恩恵が、母には何もないのだ。

なので、コロナ禍のこの1年、
母は随分、気力が落ちて、体力も落ちて、
何とも心許なくなってしまったなぁ。。。 と
そういうのが、姿にも表れて、随分小さく、背中も丸くなってしまったなぁ。。。と

コロナが始まる1年前までは、
母は高齢者だけれども、「お婆さん」なんてとんでもなく、
まだまだ余裕で「オバサン」で通用する勢いだったのに、

正直今は、「お婆さん」だよなぁ。。。

と、それが悲しいです。
早く母に、前のような勢いを取り戻させてあげたいけれど、
この調子じゃ、今年もコロナどうなることやら。。。

お読み頂きありがとうございました。
↓ ついでにブログ村のクリックもして下さると嬉しいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

日記
ティー子をフォローする

過去記事ランダム


ひとりで楽しく、早期リタイアを夢見て

コメント

タイトルとURLをコピーしました