『ユリゴコロ』を全部観られなかったが、便利な時代だね

今、yahooのGYAO!で、2017年の邦画『ユリゴコロ』が無料公開されています。
内容紹介を読んで興味を持ったので、
昨日は一日中、大雨で自宅にいたので、観ました。

『ユリゴコロ』
吉高由里子、松坂桃李、松山ケンイチ、清野菜名 出演。
ホラーというか、サスペンスというか。

興味を引く内容で、気味悪いけれど面白く観ていたのですが、
私も歳ですかね。
途中、ぞっとする怖い描写があって、私は直視できず
またこの先も、こういう怖い場面があったらどうしよう?と、
最後まで見る事ができず、中盤で映画を観るのを止めてしまいました。
もうちょっと、間接的な映像にしてくれていたらなぁ。。。

私も若い頃は血気盛んで、怖い場面とか耐性があったのだけれど、
今は全然ダメになってしまって。
時々、自分でも驚いてしまう程、些細な描写でもショックを受けたり
精神的にダメージを受けてしばらく引きずってしまう時があります。
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例えば、子供の頃は、「北斗の拳」とか、人をぶん殴って撲殺するアニメとか
喜んで面白がっていたのだけれど、
今は、それが例え雑魚キャラだとしても、痛みを自分も感じてしまって見れないのです。
たぶん、子供の頃は単純だから、殴る側の視点でしか見ていなかったのだけれど、
大人になってからは、殴られる側の方を考えてしまうようになったというか。

まぁ、『ユリゴコロ』に話を戻しますと、
怖い場面が、映画の中の事として自分で始末できず、
夜寝るときとか、後々引きずってしまいそうだったので、
ストーリーには興味はあったのだけど、最後まで見る事ができませんでした。

怖い場面は見たくない! でも、どう話をまとめるのかは、知りたい。

今は便利な時代になったので、ありがたいことに、
ネットで検索すれば、映画のネタバレぐらいいとも簡単に分かります。
『ユリゴコロ』も、沢山、最後までの詳細なネタバレサイトがありましたよ。

それで私は納得し、あ~面白かった。イイ映画だったわ。
と、全部見てはいないけれど、映画に満足したのでした。

『ユリゴコロ』は、最初からホラーとかサスペンスの映画で、
怖い場面があるであろうと、想定した上で、自己責任で見たので
それを責める気は一切ありませんけれど、

よく、街中でも不意に、見たくもない残酷な物、性的な物を
想定外に見せられる事はありますよね。
それに関しては、本当に腹が立ちます。

少し前に、コンビニで成人雑誌の販売が中止になった事で、
支持派、擁護派と意見が分かれたりしたけれど
私はそれについては支持派で。

一昔前までは、混んでいる電車の中でオジサンが、平気で性的な雑誌を
近くに女性や子供がいるのに、堂々と広げて読んでいたりしたのですよ。

今は公共の場での、そういう事の規制や自粛やマナーが
まぁまぁ進んできましたけれど。

あと、私がイヤなのは、暴力的な表現を、勝手に見せつけられる事。

今は、そういう時代になったのか、自主規制で少なくなってきたけれど、

プロレス雑誌や、男性用の漫画誌の広告で、
血まみれのレスラーの写真とか、怖い残酷なイラストが
電車の中吊り広告でぶら下がっている事が、昔は多かったです。

今でも忘れられない。軍鶏という漫画の中吊り広告。
気持ち悪い、恐ろしい絵。
あんなのを、普通に電車の中にぶら下げていただなんて信じられない!

私はもう10代後半か、20代になった頃だったと思うけれど。
ぞっとして、しばらくトラウマになってしまった。
夢に出てきて、恐怖で泣きながら目が覚めた程です。

大人でもそうなるから、子供になんて絶対見せたくないと思うけれど、
そういうのが、公共の場で、否応なし見せつけられたのだから。

今は、規制が進んだのか、暴力的な写真や絵の中吊りをほとんど見なくなって
ほっとしていますけれどね。

ぶっちゃけて言えば、ヤンキー漫画の表紙とかも、規制して欲しい。
本屋とか、ネットカフェとかで、目に入ると怖いので、
表紙の絵は、穏やかな絵にして欲しい。

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