橋田壽賀子、死去。安楽死について一石を投じでくれたが…

「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家、橋田壽賀子氏が亡くなりました。
享年95歳。

橋田壽賀子といえば、脚本家としての他に、
安楽死を望みそれに関する著書「安楽死で死なせて下さい」を出していました。

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橋田さんはご自身の安楽死についてかなり本気だったみたいで
スイスの団体についてもお調べになったようですが、
日本での法案化のハードルが高く、結局は安楽死は諦めたのでした。

そして今年に入り、急性リンパ腫を発症し入院。
退院して自宅に戻った翌日に死去したことから、
これは、回復しての退院ではなく、自宅で死ぬ為の退院だったのでしょう。

安楽死を諦めた代わりに、熱海の自宅で、我が子同然である泉ピン子に看取られ、
ある程度、ご自身の望みに叶った最期だったのではないかと思います。
その為に生前ご自身で、それ相当の準備、終活をなさってこられたのでしょう。
生前のインタビューでも相当、終活について述べられていますね。

私は、このブログでも度々、安楽死賛成であると書いておりますし、
日本でもそうできるように、切に望んでいる一人であります。

なので、橋田さんのような文化的著名人が、安楽死について積極的に提言してくれたのは
大いに意義があったと思うのですが、
安楽死について、ある程度の認知と共感は広がったものの、
これといった一大ムーブメントにはならなかったのが非常に残念でした。

それに追随する政治家や政党が誰一人おらず、みんなスルーして、
安楽死法案について動いてくれなかったもんね。

日本の政治家は年寄りばかりなのに、自分の死に際について考えないのかね?
政治家で金持ちだし、政治家だから色々なコネクションがあるから
自分が死ぬ時も、自分だけ思い通り、
苦しまないで安らかに死ねる術があるのでしょうね。政治家は。

あ~ぁ、クソ!
日本の起死回生は、安楽死にこそあるのに!

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コメント

  1. マリア より:

    私も一人っ子シングルなので、最期はやすらかに逝きたいです。
    病死でなければ、飢えて死ぬような気がします。収入が低いので。

    毒親持ちで、人生はどう考えてもマイナスからのスタートでしたし、
    今も毎日、人と調子を合わせるのに大変で、帰宅すると疲労困憊です。

    せめて死ぬときくらいは便宜を図ってよ、というのが正直な気持ち。

    尊厳死との区別がつかないのですが、
    こういった課題に日本はどうして本気で取り組まないんでしょうね?

    不正出血されたそうですが、お体、大事にして下さいね。
    私は40代後半なので、たぶん更年期に突入しているはずなのですが、
    人によって症状が違うそうで、ひたすら肩が痛く、お腹の調子が悪いです。

    そっかぁ~アクティブシニアっていうんだ。勉強になりました!
    最近、その方たちを観察していて思ったのですが、
    一生懸命やるというのもけっこう落とし穴があるものですね。
    視野が狭くなりますし、自分のパフォーマンスにばかり意識がいっているので、
    大事なことを見逃したり聞き逃したりします。
    なにより、がんばっている自分はすごいと勘違いして、
    それが横柄な態度につながります。
    悪い、というか見苦しいお手本にあふれていますね(苦笑)

  2. ティー子 より:

    マリア様
    一人っ子でシングル、困った親あり。同じですね。
    一人っ子で、甥っ子姪っ子もいないものですから、安楽死で計画的に死にたいものです。
    もう日本は超高齢化社会なので、世の中シニアが溢れかえっていて。
    どこでも爺様がプラプラ歩いていて、そういうのを視界に入れたくない時が多々あります。年寄りのいない世界に行きたい。。。(^^;)

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