ボケ父の火葬ができない危機!

ボケ父臨終シリーズ。
今回は、ボケ父が臨終した翌日についてです。

この日は、母はする事が無く、明日のボケ父の火葬に備えて自宅で体力温存です。
でも私は大変!

ボケ父が臨終した昨日は日曜日だったので、
主治医の院長先生が居なく、火葬するのに必要な死亡診断書を発行してもらえなかったのです。
なので、私が朝一で病院へまた行って貰いに行く事に。

看護婦さんからは、10:30には死亡診断書が出来上がっていると聞いていたので
その時間に取りに行きます。
なんせ、隣県の遠い病院なので、会社に通常行く時間よりも早く起床して行くハメに。
あぁ、疲れる。

でも、これで本当に、ボケ父の厄介事の全てが終わるんだ! 頑張ろう!

病院には少し早めに着いたので、外で待って時間を潰してから入口へ。
やはり、コロナで面会厳禁なのもあって、
入口に係員が立っていて、「今日のご用件は?」と一人一人に聞いています。
「死亡診断書を取りに来ました。」と言うと、すぐに中に入れてくれました。

病院は、昨日の日曜の、電気が点いていなく誰もいなかったのと全然違って
今日は営業日なので、人がいっぱいいて活気がありました。

ロビーの受付に、書類受渡しの窓口があったので、そこへ行き、
死亡診断書を取りに来た事を伝えると、
「お調べしますので、少々お待ち下さい。」と、窓口の女性。

そして、驚愕の事実を伝えられました!!!!!!!

 

「死亡診断書。まだ出来上がっていないです。」

なんだと~!!!????

それで私が、
・昨日ボケ父が臨終したけれど、死亡診断書を発行してもらえなかった
・看護婦さんに今日の10時半に取りに来るように言われた
・明日の朝一で火葬なので、今日すぐに役所に手続きにしに行かないといけない

というのを伝えたら、窓口の人が病棟へ電話をして問い合わせてくれました。
そして

「院長に急患が入っておりまして。
 書類の用意ができましたら、携帯にお知らせします。」と。

も~!!怒!
死亡診断書を手に入れるのに、こんなに待たされるものなの!?
こっちは明日、火葬よ? こんなんじゃ、火葬できねーじゃねーか!!!

「あとどれぐらいで出来ますかね?」
「さぁ、何とも分かりません。」と、私も不毛な事を質問して。

病院から携帯に連絡があるまで待つしかありません。仕方がない。

コロナ禍だし、人がいっぱいいる病院には居たくなかったので
とりあえず外に出て、辺りをウロつきました。
昨日は大雨だったけれど、今日はとても暑い。

病院は、駅から離れた所にあり、周囲には時間を潰せるような所は何もなく、
結局、駅前まで戻り、コンビニに入って涼んだり。
1時間ちょい過ぎてから、病院から電話がきて、また歩いて病院へ戻りました。。。
あぁ、ロスタイム。。。

そしてやっとの事で、死亡診断書を手に入れました。

死亡診断書、初めて見ました。
ボケ父の死因は、出血性大腸炎
死亡時刻は、実際に呼吸がなくなった午前4時台ではなく、
母と私が病院へ着いてから、当直の若い先生が死亡確認をした
午前8時過ぎになっていました。

死亡診断書を受け取ったら、これでもう、この病院とは縁が切れるわけだけれど
主治医の院長先生とは、電話では話したものの、
結局一度も、直接お会いする事は無かったし、
ボケ父が急変した理由なんかも、聞くチャンスは無かったなぁ。
別に、深追いするつもりは無いけれど。

もう、死亡診断書を手に入れるのに疲れました。
昨日 発行してもらえず、また今日、1時間以上も待たされたし。

すぐに自分の街に戻って、今度は葬儀屋さんと役所で待ち合わせです。

死亡診断書が出来上がっていなくて、待たされて遅れたので、
時間がギリギリになってしましました

葬儀屋さんは優しくて、私がお昼ご飯を食べる時間も考慮して
待合わせ時間を決めてくれたけれど、その時間も吹っ飛んでしまいました。

トンボ返りで地元に戻り、役所へ向かったけれど、
電車の連絡などがうまくいかず、時間に間に合いそうになかったので
途中で葬儀屋さんに電話をして、待ち合わせを30分遅くしてもらいました。
そしたら今度は、葬儀屋さんが道が混んでいて役所に着くのが20分ぐらい遅れるという!

手続き、間に合うのか?
死亡診断書を提出して、火葬許可証が出るのに時間がかかるというし、
あわや明日の火葬に間に合わないのでは!?というドタバタでした。

(次に続く)

お読み頂きありがとうございました。
↓ ついでにブログ村のクリックもして下さると嬉しいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

ボケ父臨終
ティー子をフォローする

過去記事ランダム


ひとりで楽しく、早期リタイアを夢見て

コメント

タイトルとURLをコピーしました