ボケ父亡き後の生活

7月上旬にボケ父が臨終し、その後の生活についてなのですが、
ボケ父は4年前から老人ホームに入居し、家から去っているので
ボケ父が亡くなったからといって、今更何か変わった事は何もありません。

母と二人の生活スタイルは、既に4年前から始まっていますし、
3年前の自宅リフォーム工事で、ボケ父の所持品や部屋そのものを全て撤去処分していますので
ボケ父の所有品というのも一切ありません。

ブログに何度も書きましたとおり、ボケ父の遺骨すら自宅に持ち帰らず
即納(火葬後に即・納骨)したぐらいですから。

ただ、私の心境が大きく変わりまして、
今までは、何をしても報われないという虚しさが常に根底あったのが、
ボケ父亡き後は、すーっとそういうのが無くなって、
久しぶりに人生に前向きになってきました。

ボケ父は東京の中堅大学の法学部を出ていますが、
娘の私が言うのもなんですが、
ボケ父はボケる以前から、それこそまだ若く現役世代の頃から
当時の幼い私ですらゾッとする程、頭が悪かったです。

今でこそ、発達障害とかアスペルガーなど色々新しく分かってきたものがありますが、
きっとボケ父もその類いか、学力検査では調べられない軽度障害があったのかも知れません。

生活費を徹底して家計に入れたがらなかったのもそうですけど、
他になんていうか、いい歳して発想がDQNだったというか、幼稚だったというか。

なので、私はかなり小さい頃から、常にボケ父に足を引っ張られている感がありましたし、
いつかボケ父がそのDQN的な頭の悪さによって、取り返しのつかない大損害を生むのではないか?
私はその尻拭いをしなければならないと、恒常的に拭いきれない恐怖心がありました。

私が物心ついた時から40年間、楽しい事があっても、
どこか心の底は、ボケ父に台無しにされるのではないか?
という恐怖があり心から楽しめませんでした。

ボケ父は妙に勘が良くて、母と私が「ここぞ!」という時に、
DQNな言動や発想で何か問題を起こしては、台無しな気分にしてきましたから。

ボケ父がボケてからは、それこそ、お金の工面とか。
生活費払おうとせず家計に協力しなかった者の為に、
なんで母と私が一生懸命節約して貯めた家計で介護費を払わなきゃいけないの? 
なんでなんでなんで。。。!

老人ホーム代で日に日に減っていく家計の通帳を見て、
そして私は自分のお金から、ボケ父のテレビレンタル代の全額と、
オムツ代の一部を負担してきましたから。

ボケ父は体が丈夫だっただけに、もしや100歳まで生きるのか?と、
これがいつまで続くんだろうと、
頑張っても頑張っても。。。という虚しさとやるせなさでいっぱいでした。

だけど、ボケ父が臨終して、ボケ父の呪縛から解放された今は
もうボケ父から足を引っ張られる事は無いのだと、
ボケ父の娘に生まれたという罰ゲームは終わったのだと
ようやく安心する事ができた感じです。

もう私も中年になってしまったけれど、
これからは誰に邪魔される事なく人生楽しんでいきたいと
久しぶりに前向きな気分になってきましたし
まずは、自分の外見に少しはお金をかけようかなぁと。

ボケ父が老人ホームに入ってからの4年間、
前述のとおり、テレビレンタル代やオムツ代など、私が払っていたのもあって、
お金を貯める為に、髪の毛のシャンプー・トリートメントや、化粧水なんかは、
ランクをこれ以上落とせないところまで落としていたのですね。

それから服も、楽天で送料込みで¥1,000 以下のシャツばっかり買って、
たまに良い所に着て行く一張羅は、30代前半に買ったもので、
妙にミニスカートだったり、流行もデザインも、私の年齢に合わなくなっています。
まぁ、コロナ禍でそんなオシャレして出歩く機会も当面無いのだけれど。

なのでボケ父亡き後の今は、
まずは、シャンプー・トリートメントと、化粧水を、もうちょっと良い物を使って、
私の年齢に合った一張羅を買い直したいです。

他には、趣味の習い事がコロナ不況で潰れてしまったので、
別の習い事を始めてみようかな?と。

そんな感じで前向きになりつつあります。

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